SUZUKA 1000km

POKKA 1000km決勝 スープラ大逆転勝利!

 ライトオンのサインが出されいよいよ夜間走行の時間となってきた。173周、1000kmのレースだが、雨のためラップタイムが遅くどうやら午後7時半を超えて新しい周に入らないというルールに抵触してこの時間での打ち切りとなりそうである。

 143周目、2位を走る#39 スープラが最後のピットインを行った。ドライバーはクート。ピットアウト後、トップを走る小暮ドライブの#18 NSXとの差は1分10秒余り。NSXは給油のためもう1回ピットインするのか? それともこのまま走り切れるのか? #39 スープラは1分13秒台のラップを叩き出してトップを猛追。午後7時過ぎ、ゴール予定の7時30分まで残り30分、その差は1分を切ってきた。

 午後、7時30分まで残り15分、再び雨が激しくコースに落ちてきた。逃げる#18 NSX、追う#39 スープラ、その差は55秒余り。

 7時30分まで残り5分、なんと童夢のピットでピットインの準備が始まる。やはり燃料が厳しいのか。残り3分、#18 NSXがピットロードに滑り込んできた。給油、4本のタイヤを交換してピットアウト。その間、2位の#39 スープラがストレートを通過。ピットアウトした2位NSXとトップに立った#39の差は12秒余り。169周終了時点で7時30分まで20秒余り、つまりこの170周目が最終ラップだ。ニュータイヤで追う#18 NSX、しかし届かず、#39 スープラがトップでチェッカー。2位に#18 NSX。ゴール直前での劇的な大逆転のレースとなった。

 総合の3位はGT300クラストップの#2 VEMAC、総合5位がスーパー耐久クラスのトップの#6 ランサーと大健闘。総合7位にRSクラストップの#15。POKKAクラストップは総合16位の#14 ポルシェとなった。



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