SUPER GT

NISMOモータースポーツニュースフラッシュSUPER GT第1戦

◆◆速報!!◆◆
SUPER GT 第1戦 
「OKAYAMA GT 300km RACE」  公式予選
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■開催月日:2005年3月26日
■開催場所:岡山国際サーキット
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■モチュールピットワーク Zがポールポジション獲得
 ザナヴィニスモZもフロントロウ

装いを新たにインターナショナルシリーズとして開幕を迎えたSUPERGT。公式予選が、3月26日に岡山国際サーキットで行われた。初の試みとして今回はスーパーラップ形式が取り入れられることとなった。
これは、1回目の予選で決まったトップ10と2回目に追加される2台の合計12台が、2台ずつアタック走行する方式だ。2回目の予選後にそれが行われて予選の正式結果が決まる。ただし、マシンのセットアップは1回目の計40分と2回目の15分の走行時間枠内で行わなければならず、満タンでのロングランもこの時間しかチェックできない。
また、スーパーラップが行われる時間には刻々と気温や路面温度も下がってしまうため、12台のタイムアタック条件が変わってしまうかもしれない。いずれにしても、各チームとも戦略を考える要素が増え、見所が増えることとなる。

1回目の予選セッションは、予想通り開始早々からスーパーラップのためのアタック合戦となったZ勢では、先にコースインした#3 G'ZOX・HASEMI・Zの金石年弘が1分25秒384のベストタイムを出し、#12カルソニック・インパルZが1分25秒435(ブノワ・トレルイエ)でこれに続いた。ニスモの2台はコースがこなれるのを待ってコースイン。
ミハエルクルムの#22モチュールピットワークZが断トツの最速ラップ(1分24秒037)を記録し、ディフェンディングチャンピオン2年目の本山哲(#1ザナヴィニスモZ)が0.74秒差で2番手となった。これにより、ニスモの2台は初のスーパーラップでは、最終枠を2台揃って走ることになった。#12はトレルイエから交代した井出有治が燃料系の不調でピットイン。そのままガレージにマシンを入れてしまったため基準タイムをクリアすることができなかった。

公式予選2回目、クラス別走行の主な目的は、1回目でトップ10に外れた車両のうち2台を選抜し、スーパーラップ進出車両を12台とすることだ。ただし、1回目に2名のドライバーが基準タイムをクリアしていることが条件となっている。各クラス15分ずつの2回目の公式予選では、Z勢4台はそれぞれ異なった対応をすることとなった。
1回目に基準タイムをクリアできなかった井出有治の#12カルソニックインパルZはトラブルを修復してこのセッションに臨み、この時間帯のトップタイムとなる1分25秒073を記録したが、クォリファイのみが認められスーパーラップ出走はならずであった。今回のルールにより予選13番手のポジションが確定した。

#3 G'ZOX・HASEMI・Zは、スーパーラップにそなえて、リスクを避ける走りで7ラップを走行。1回目に首位のタイムを出した#22モチュールピットワークZは、ポールポジションを確定するためにタイムアタック仕様をチェックし、GT500ルーキーの柳田真孝の慣熟走行も行った。
そして、逆転ポール獲得を目論む#1ザナヴィ ニスモZは、エースの本山哲がスーパーラップのアタックに集中するための準備を行った。
スーパーラップでは2台ずつコースインし、それぞれが合計4ラップする。それにはコースイン、ピットインの周回も含まれ2周目はウォームアップラップとされるため、計測ラップは3周目の1回だけである。
ここで失敗すると予選1回目の順位やタイムは全く意味がなくなってしまう。担当するアタックドライバーたちは、神経を集中させてスーパーラップに臨んだ。予選1回目6位の#3は、金石年弘が4番目の枠に出走したが、1回目のタイムを上回れず1分25秒649を記録。予選9位となった。そしてスーパーラップ形式のクライマックス、最終出走枠に注目が集まった。

#22はミハエル・クルムが、#1は本山哲がアタック担当である。2台のZはともにミスなく計測ラップに臨み、気迫のこもったドライビングを見せた。結果は、本山が1回目のタイムを0.3秒短縮する1分24秒466を出し、リーダーボードのトップに躍り出る。しかし、それから数秒後にはクルムがコントロールラインを通過、1分23秒999という驚異的なタイムで本山のタイムを上回った。これによってニスモの2台がSUPER GT開幕戦のフロントロウを独占することとなった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html



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