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スーパー耐久シリーズ第3戦 スーパー耐久鈴鹿300Km 決勝 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2002年5月11日-12日 ■開催場所:鈴鹿サーキット ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■エンドレスアドバンGT-Rが完勝 !! 連勝でポイントも逆転。 【予選】 スーパー耐久シリーズ第3戦は初夏の鈴鹿で開催。13時10分から40分間の公式予選 が行われた。今回、ニッサン勢は宮口幸夫/鈴木ひろし組の#85ERG・RACING・TEAM のシルビアが新規参戦。参加車両はこれで、クラス1(換算排気量3501cc~)にス カイラインGT-Rが3台、クラス3(換算排気量2001~3500cc、2WD)にシルビアが2台の 計5台となった。 クラス1で最初にアタックをかけたのは#19JMCダンロップGT-R・EDの吉富。2分28 秒台のタイムで計時ボードのトップにカーナンバーを点灯させると、次の周回には 2分27秒621とタイムアップした。次にアタックに入ったのは、#1ファルケン☆GT-R の田中。2分16秒630で難なくトップに立った。最後に#3エンドレスアドバンGT-Rの 青木がコースイン。青木は驚異的な2分15秒045となるコースレコードをマークして ポールポジションを獲得した。 一方クラス3では、#48アイエーテック‐TARGET(中村啓/小原健一)が6位、#85ERG・ RACING・TEAMが7位となった。 【決勝】】 82LAP 決勝は時おり薄日がのぞく曇り空。1万5000人の熱心なファンが見守る中14時にス タートした。序盤は#3GT-Rの青木と#1GT-Rの田中が抜きつ抜かれつのスプリントさ ながらのハイスピードバトルを演じてスタンドを沸かせる。#3GT-Rの青木が徐々に 田中との差を開いていって独走状態に。また#19GT-Rの吉富は2台に離されながらも 3位キープの走行を続けた。 今回は480kmレースということでGT-R勢は2回のピット作業が予定されていたが、最 初に動いたのは#1GT-Rだった。トップと約20秒の差がついた24周目にピットへ入り 竹内へ。また#19GT-Rも25周目にピットインして輿水へ。翌26周目には#3GT-Rがピッ トヘ入り木下へ。 木下は徐々に竹内との差を広げていき、折り返し点を過ぎた48周目には両者の差は 30秒に。約35秒の差がついた52周目、#1GT-Rが2度目のピットインで再び田中に。 #3GT-Rは54周でピットヘ入り青木へ。この周、田中は2分17秒178のファステストラッ プを叩き出しトップを追うが、26秒まで縮めるのがやっと。最後は青木が後ろとの 距離を計算しながら順調に周回を重ね、トップでチェッカーを受け2連勝。 ポイントも#1GT-Rを逆転してポイントリーダーに立った。 また#19GT-Rは終盤ブレーキがフェードしてペースを落としたが、総合4位、クラス 3位でゴールした。 またクラス3では、#48シルビアと#85シルビアが淡々と走行を重ね、#48シルビアは クラス5位、デビュー戦となった#85シルビアはクラス7位でチェッカーを受け、2台 とも完走を果たした。 ■青木孝行選手 「タイヤも良かったし、何の問題もないレースでした。完勝ですね。最初(の田中 とのバトル)は走ってる方も面白かったです。これでポイントリーダーですし、 また次回も勝てるようなレースをしたいですね」 ■決勝結果 (省略させていただきました) 上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。