Motorsports@niftyが応援する#76江口選手
Motorsports@niftyの支援を受け、ザウルスJrレースシリーズ に参戦しているMiya Racing Serviceと、そのザウルスJrレー スシリーズではライバル関係にあるチームタカギレーシング が、フォーミュラトヨタレースシリーズにジョイントで参戦す ることが決まった。 これは、チームタカギレーシングでザウルスJrレースシリーズ に参戦していた江口充洋選手が、次のステップアップカテゴリ としてチョイスしたフォーミュラトヨタの参戦にあたり、所属 先のチームタカギレーシングをMiya Racing Serviceがメカニカ ルとマネージングで手伝うと言うもの。 そのデビューレースが「もてぎスーパー耐久500」のサポートレ ースにあたる「エッソフォーミュラトヨタシリーズ第3戦」と なった。 TRDからのFT30用コンバージョンキットに含まれるパーツの供給 が遅れたことから、マシンの完成したのがレースウィークの水 曜日。翌木曜日からシェイクダウンを行うが、マイナートラブル とマシンに対するドライバーの慣熟が進まず、思うようなタイム を出せないままレースディを迎えた。 予選は、コースアウトやコース上でトラブルの発生するマシンが 続出し、赤旗が2度出てセッションは都度中断。特に2度目の赤 旗の原因となった#8番場選手のマシンは、今年バイアスからラジ アルに変更されたタイヤと、LSDの装着が許されたために駆動系に 負担が掛かった結果、ハブ部分からドライブシャフトが破断し、 リアタイヤが走行中外れるというトラブルによるもの。 前回の菅生戦では、新造されたモノコックの強度不足から、クラ ッシュによるマシンの損傷が激しかったことや、今回のパーツ強 度の問題等、FT30の安全性やパーツの耐久性、コストについては もう一度検証する必要性があるのではないかと感じた一面だった。 何度か赤旗でセッションが中断されるという荒れた展開となった 予選。Motorsports@niftyが応援する#76江口選手は果敢な走行を 続けるが、タイム的には一歩及ばず。結果、17番手からのスター トで決勝を迎えるに留まる。 翌日の決勝は朝より気温が上昇し、FTの決勝を迎える時は既に30 度を上回ると言ったコンディション。 #76江口選手は順当なスタートを切り、序盤に2台をパス。その後 抜いた1台に抜き返されたりするものの、コースアウトするマシン 等もあり、一時は14位を走行する健闘を見せた。 しかし8周目。序盤からマシンの挙動がピーキーになっていたせい もあってか、ダウンヒルを下りきった直角コーナーでスピン。 マシンはコース上に留まったものの、再スタートが切れずリタイ ヤとなった。 レースは、ポールポジションの#61小早川済瑠選手がスタートから 逃げ切り、ポールtoウィンを達成。2位も同じル・ボーセより参戦 する#62名和選手が獲得した。 注目の高校生ドライバー#7平手選手は、6番手からのスタートとな