全日本GT選手権

JGTC第7戦MINE決勝/SUBARU WRC エクスプレス

全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第7戦 
CP MINE GT RACE  
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■開催月日:2002年10月26-27日
■開催場所:MINEサーキット
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◇クスコスバルインプレッサ、7位
   最終戦で大逆転を狙う

全日本GT選手権第7戦は、10月26~27日にMINEサーキットで開催。
小林且雄/谷川達也のクスコスバルインプレッサは、予選12位から7位でゴールして
貴重な4ポイントを獲得。最終戦鈴鹿では、優勝して大逆転のチャンピオン獲得を
狙うことになった。

【公式予選 10/26】
天候不順なMINEサーキット。早朝に雨が降ったが、朝の予選1回目までには止み、晴
れ間ものぞく状態。クスコスバルインプレッサは、昨年のポールタイム1分29秒584
を上まわる1分29秒574のタイムをマークするが、GT300クラスの車両は軒並みタイム
アップしており、14番手という結果に。
終了と同時に突然大粒の雨が降り出したが、午後の予選2回目直前にはコースも乾き、
改めて予選に臨むことになった。予選アタッカーの谷川は、朝の予選を0.4秒上まわ
る1分29秒175までタイムアップし、このセッション6番手に。午前/午後の総合結果は
12位となった。

【決勝レース 10/27】
決勝日は気温も12℃と低く風も強いが、4万4800人のファンがサーキットに詰め掛け
た。14時スタート。直後の2コーナーにおいてGT500クラスが多重クラッシュ。谷川
は、この混乱でポジションを落として16番手に。さらにストレートで他車両にパス
を許し一時は19番手までドロップするなど苦しい展開となった。そして9周目の2コ
ーナーで、前を行くポルシェに追突してスピンさせてしまった。その後ポジション
を上げ、他車両がピットインする中2番手まで浮上。そして42周でピットインして、
小林にステアリングを託した。小林は9番手でコース復帰。荒れた路面に気を使いな
がらもステディにドライブを続け、7位でチェッカーを受け貴重な4ポイントを獲得
した。

これで総得点は53ポイントで、ポイントリーダー(ヴィーマック)の総得点は69ポイ
ント。状況は厳しいが、逆転チャンピオンの可能性はまだわずかながら残っている。
最終戦はライバルに比べてハンディウェイトも少ないので、逆転に期待したい。

■谷川達也選手コメント
「タイヤが温まっていない状態では非常に苦しく序盤は大きく順位を落としてしま
いました。2コーナーでのアクシデントはボクのミスで、チームにも相手にも迷惑
をかけ申し訳ない気持ちです。今回チャンピオン争いから脱落することなく、最終
戦に臨むことになりました。失うものは何もないですから、優勝を目指して頑張り
ます」

◇RESULTS
Pos. Class   Machine   Driver   Laps
13(1)  Vemac R&Dダンロップ320R 柴原眞介/密山祥吾  71
14(2)  910ロデオドライブアドバンGT3R 松田秀士/A.ウィルコックス 71
15(3)  PLUS e タイサンアドバン GT3R 余郷 敦 / 西澤和之 71
16(4)  イクリプスタイサンADバイパー 山田英二 / 清水 剛 71
17(5)  ARTAアペックスMR-S 新田守男/ 高木真一  71
18(6)  ウェッズスポーツMR-S 田中 実 / 後藤 聡 71
19(7)  クスコスバルインプレッサ 小林 且雄 / 谷川 達也 71

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