全日本GT選手権

JGTC第7戦MINE決勝/ホンダリリース


(C)Honda

2002 AUTOBACS 全日本GT選手権シリーズ第7戦 "CP MINE GT RACE"
<決勝>

無限NSX(道上/伊藤 組)、今季初優勝!
無限×童夢プロジェクト、2002年チームタイトルを獲得!

■開催日        :2002年10月26日(土)~27日(日)
■開催地        :セントラルパークMINEサーキット(山口県)<全長3,330.83m>
■決勝レース    :76周(約250.8km)
■天 候       :曇り
■気 温       :13.7℃(15:00現在)
■コースコンディション   :ドライ
■観客数        :44,800人(主催者発表)

10月27日(日)、山口県・セントラルパークMINEサーキット(CP MINE)において
2002年全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第7戦「CP MINE GT RACE」の決勝レー
スが行われた。

道上 龍/伊藤大輔 組(無限 NSX)は予選3番手からスタートし、5周目にはベスト
ラップを記録、シリーズタイトルを賭けた激しい駆け引きが展開される中、アグレッ
シブな走りで今季初優勝を飾った。また、開幕直前の怪我から復帰した道上選手にと
っては3戦目での今季初勝利となった。

今季2勝を挙げている松田次生/ラルフ・ファーマン 組(Mobil 1 NSX)は、ポールポ
ジションからスタートし決勝レースを6位。
土屋圭市/金石勝智 組(ARTA NSX)は予選7番手からスタートし8位。
セバスチャン・フィリップ/リチャード・ライアン 組(TAKATA 童夢 NSX)は予選11
番手からスタートし12位となった。
加藤寛規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)は予選12番手からスタートしたものの、他車
との接触により走行不能、リタイアとなった。

なお、今回の道上 龍/伊藤大輔 組の勝利により無限×童夢プロジェクトは最終戦を
待たずに今季のチームタイトルを獲得した。

●Honda NSX出場チームと戦績
No.  マシン名  エントラント名   監 督
     ドライバー  H・W     予選    決勝
16   無限 NSX                無限×童夢プロジェクト          熊倉 淳一
        道上 龍  伊藤 大輔     30      3位    優勝
18   TAKATA 童夢 NSX
        S.フィリップ R.ライアン 90    11位    12位
 8   ARTA NSX                AUTOBACS RACINGTEAM AGURI       鈴木亜久里
        土屋 圭市 金石 勝智     30      7位    8位
64   Mobil 1 NSX            Mobil 1 Nakajima Racing         中嶋 悟
     松田 次生R.ファーマン      70      P.P    6位
100  RAYBRIG NSX             チーム国光with MOONCRAFT        高橋 国光
     加藤寛規 光貞 秀俊         50      12位    リタイア
※タイヤ=全車ブリヂストン H・W=ハンディウェイト(kg)

○永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GT開発プロジェクトリーダー
かなり波乱にとんだ展開の中で、優勝した16号車は道上・伊藤の二人のドライバー
がきっちりと仕事をし、チームもレース展開に適応したピット作戦を選択したのがこ
の結果につながったのだと思います。これで、最終戦を待たずに無限×童夢プロジェ
クトはチームタイトルを獲得することができました。皆様のご支援有り難うございま
した。
残る1戦は、NSX勢のホームグラウンドとも言える鈴鹿ラウンドですが、ドライバー部
門のチャンピオンタイトル獲得に向けて、全力で臨みますのでより一層のご声援をよ
ろしくお願いいたします。

優勝 #16 無限NSX
○道上 龍(Ryo Michigami)選手
 今季初勝利となりとても嬉しいです。今日のレースは気温が低く、タイヤの温まり
が悪かったため、グリップが良くありませんでした。その中でチームが選択した早め
のドライバーチェンジが良い結果に結びつきました。残り10周で勝利を確信しまし
た。次の鈴鹿ではハンディ・ウエイトが100kgとなりますが、既に想定したテスト
も行っているので自信はあります。今回の優勝でチームメイトの伊藤選手はドライバ
ーズポイント3位となり、シリーズチャンピオン獲得の可能性もあるので、最終戦で
は何としても頑張りたいと思います。

○伊藤 大輔(Daisuke Ito)選手
3位のポジションをキープしてスタートし前を行くクルマにはすぐに追いついたので
すが、トップ争いのペースにはまってしまい抜きづらい状況になったため、早めにピ
ットインをしたことが良い結果になりました。復帰した道上選手と一緒に表彰台に上
りたいと思っていました。ベストラップも記録しましたし、今回の勝利は格別です。
最終戦の鈴鹿ではチャピオン獲得を狙っていきたいと思います。

(決勝結果は省略させていただきました)

■GT500クラス・ドライバーズランキング

順位    No.     ドライバー              ポイント
 1       6      脇阪寿一/飯田 章       61
 2       1      竹内浩典/立川祐路       59
 3      16      伊藤大輔                58
 4     100      光貞秀俊                53
 5      64      松田次生/R.ファーマン   52
 6      22      本山 哲/M.クルム       51
 7      36      土屋武士/W.ガードナー   50
 8      18      S.フィリップ/R.ライアン 45
 8     100      加藤寛規                45
10      37      黒澤琢弥/P.モンティン   38
11      16      D.シュワガー            35
12       8      土屋圭市/金石勝智       31
12      25      山路慎一                28
12      25      荒 聖路                28
15      76      服部尚貴/田嶋栄一       27
16      39      J.デュフォア/織戸 学   25
17      16      道上 龍                23
以下略

■GT500クラス チームランキング

順位    No.     チーム                          ポイント
 1      16,18   無限×童夢プロジェクト          93
 2       1,33   TOYOTA TEAM CERUMO              63
 3      36,37   TOYOTA TEAM TOM'S               63
 4       6      ESSO TOYOTA Team Le Mans        61
 4      22,23   NISMO                           59
 6      100     チーム国光 with MOON CRAFT      53
 7      64      Mobil 1 NAKAJIMA RACING         52
 8      8       AUTOBACS RACING TEAM AGURI      31
 9      25      土屋エンジニアリング            28
10      76      HITOTSUYAMA RACING              27
以下略

Honda Racing


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