JTCC第10戦レースレポート
午後2時35分、25周での決勝レースのスタートが切られた。
#37関谷正徳がポールポジションから順調にスタート。だが、2番手の#19金
石勝智と3番手の#38立川祐路、さらには#39竹内浩典と#38立川との間でも接触
があり、7番手までポジションを落とした#39竹内はその後に単独スピン、最後
尾まで順位を落とす。
1周目は、#37関谷に続いて#36ケルヴィン・バートがコントロールラインを通
過。#19金石は左フロントのロアアームを損傷しピットイン。この段階では左フ
ロントタイヤを外して、応急処置をしただけでコースに戻ったが、3周目に再び
ピットに。
2周目は、#37関谷に3.2秒差で#36バート、以下、#68ルベン・デルフラー、#38
立川、#25土屋圭市、#24土屋武士、#11中谷明彦、#39竹内のオーダー。
3周目には、#39竹内は#11中谷をかわして7位まで復帰。
#37関谷は5周目には37秒903とややペースを落とし、3.7秒差とするが、6周
目には37秒453とペースを上げ、4.3秒差。7周目には5.6秒差、8周目には6.4秒
差と独走態勢に。
10周目の途中経過
#37 関谷正徳 1'37.642
#36 K.バート 1'38.793(8.6秒差)
#68 R.デルフラー 1'38.673(5.0秒差)
#38 立川祐路 1'38.504(1.8秒差)
#25 土屋圭市 1'39.004(3.3秒差)
#24 土屋武士 1'38.787(0.7秒差)
#39 竹内浩典 1'38.679(0.8秒差)
#11 中谷明彦 1'40.547(10.9秒差)
#19 金石勝智 (8周差)
12周目には#37関谷と#36バートの差は10.2秒の大差に。
17周目のリボルバーコーナー出口で#39竹内はスピンするが、コースに復帰。
4位走行の#38立川は19周目のアトウッドカーブで#68デルフラーをパスし3
位に浮上。
20周目の途中経過
#37 関谷正徳 1'39.710
#36 K.バート 1'39.695(13.8秒差)
#38 立川祐路 1'39.138( 8.9秒差)
#68 R.デルフラー 1'39.880( 1.5秒差)
#25 土屋圭市 1'39.612( 0.4秒差)
#24 土屋武士 1'40.010( 4.2秒差)
#39 竹内浩典 1'39.762(18.4秒差)
#11 中谷明彦
#19 金石勝智
21周目のヘアピン入り口で#25土屋圭市は#68デルフラーをかわして4位へ。
17周目から再びコースに復帰していた#19金石は19周目に36秒938のベストラ
ップを記録するが、21周目にガレージへ。合計7周の走行でレースを終えてし
まう。
終盤、#37関谷は大きくペースを落とすが、5.5秒差で#36バートとトムスの
1、2フィニッシュを飾り、事実上のチャンピオンも決定した。
#37 関谷正徳
「今回は、MINEと同じでスケジュールどおりに、すべて我々チームが今回
考えてるとおりに運んだ。何も他にはやることはなかった。それをめざしてや
ってきているので、すごくよかった」
#36 K.バート
「まずは、今回はF3もJTCCもトムスの1、2フィニッシュで良かった。
自分の2位もラッキーだった。クルマのバランスで苦労していたので、その結
果の2位はラッキーでした」
#38 立川祐路
「金曜から関谷さんが速かった。自分にはどうしようもなかった。レースのス
タートは接触もあったが、逃げられた。あとは、ペースを守って走るだけでし
た」
***JCG00146 竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***
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