全日本スポーツカー耐久選手権第3戦の決勝は開始から2時間が経過、現在のトップは#16無限クラージュLC70(荒聖治/黒澤治樹組)で、81周を消化している。
2時間経過時点での順位は
16-4-88-20-27-9-111-5-77-52-930-8-65-7-3-66-21-18-37-15
だ。
トップのクラージュはザイテックの後退を受け、ペースを1分27~28秒台に落としてクルージングに入った。
それでも2位以下とは4周以上の差がある。
荒聖治は無事2スティントを走りきり、80周終わりで2度目のルーティンストップに入った。
ここで無限クラージュは黒澤治樹にドライバー交代
冷却系のトラブルでピットに留まっていた#21ダンロップザイテック05sは、トップが64周を消化したところで漸く修復を完了、20周遅れの総合16位でコースへ復帰したが、51周目に入ったところで突如スローダウン、ピット出口付近でストップしてしまった。
今度は電気系のトラブルだ。
ザイテックはピットに押し戻され、10分以上の修復作業を経てコースへ復帰。この時点で既にトップは79周を消化、28周遅れの総合17位だが、野田英樹は1分23秒~24秒台のハイペースで追い上げにかかっており、どこまで順位を戻せるかに要注目だ。
この他、LMP2は#4NSC&LAV-TECのGC-21がクラストップ。GT1クラストップの#88ムルシエラゴを抜いて総合2番手に上がってきた。
LMGT1は#88JLOCウィズアドバンが順調にトップを快走中。
1セットのタイヤで2スティントを走る作戦ながら、#20ダンロップフェラーリ550を周回遅れにしてしまった。
LMGT2は#27シンワサービスRSRがトップ。総合でも5番手に上がってきた。
Text:Kazuhisa SUEHIRO