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モチュールピットワークGT-Rがトップタイム ザナヴィ ニスモGT-Rも午前中トップタイム、総合では3番手 -GT合同テスト- 5月3~4日に静岡県・富士スピードウェイにて開催されるJGTC第2戦に向け、GT合 同テストが行われた。初日に参加したのはGT500が14台、GT300が15台の計 29台。 11日の走行では、リチャード・ライアン選手が03モデルの#22モチュールピッ トワークGT-Rをシェイクダンし、午後のセッションでトップタイムをマーク!午前中 のトップタイムを記録した#23ザナヴィ ニスモGT-Rは総合3番手のタイムだった。 なお、本山哲は先週鈴鹿で行われたモトGPレース中のアクシデントで入院中のGPライ ダー・加藤大治郎に付き添っているため今回のテストには不参加。 開幕戦の成績により50kgのウェイトハンディを搭載してテストに臨んだ#23GT-R は、ミハエル・クルムがひとりでテストを担当。途中オイルに乗ってスピンする場面 もあったが、大きなトラブルもなく30周を走り、1分24秒211で午前中のトップタイ ムをマークした。また前夜に完成したばかりの#22GT-Rは、リチャード・ライアン がシェイクダウンを担当。細かなトラブルはあったものの、22周を中古タイヤで走 り7番手となる1分24秒782までタイムアップした。さらに、午後のセッションでは、 1分23秒583の総合トップタイムをマーク。#23GT-Rも1分24秒377と5番手のタイム を刻み、第2戦の好結果が期待される。 なお#12カルソニックスカイラインは、来週のSUGOでの合同テストに向け03モデ ルを製作中のため、今回のテストには参加していない。 ■柿元邦彦監督 「22号車はシェイクダウンをやっと間に合わせて、トップタイムを出すことが出来 ました。テストとはいえ、GT-Rの速さに確信を持てました。23号車もまずまずで、 第2戦を楽しみにしていただきたいですね」 ■リチャード・ライアン選手 「(ニューモデルは)ベリー、ベリー、ベリー、グッド!ブレーキ、ターンイン、ドラ イビング、エンジン、ギヤボックス、どれを取っても(2段階の性能調整を受けてい た)02モデルとは比べようがないです。次のレースは、もちろん勝てると思いますよ」 ■ミハエル・クルム選手 「(本山不在のテストについて)ふたりともセッティングは同じだし僕だけが乗ってい ても問題ないです。クルマは50kg重いけど、いいバランスを見つけて他には負けた くないです。他のチームはタイムアタックしてないところが多いから午前中は僕がトッ プだったんだろうけど、午後も5位でいい感じ。富士に合ってますね」 上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。