Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝 山内が独走優勝!Nクラスはルーキー野尻が殊勲のデビューウィン!!

全日本F3選手権第1戦の決勝が5月14日、鈴鹿サーキットで行われ、Cクラスはスタートでトップに立った#5山内英輝(ハナシマレーシング)が独走優勝。Nクラスは今季FCJからステップアップしてきた#8野尻智紀(HFDP RACING)がF3デビュー戦で見事勝利を挙げた。

f3_r01_r_5

f3_r01_r_1

f3_r01_r_36

f3_r01_r_8

f3_r01_r_20

f3_r01_r_22

決勝レースは午後3時5分スタート。
ホールショットを奪ったのは2番手スタートの山内。ポールの#12安田裕信は山内の先行を許した上にジャンプスタートと判定されてドライビングスルーペナルティを受け、一気に後退。
変わって2番手に浮上したのは今季Nクラスからステップアップした#1蒲生尚弥だったが、5周を終えた時点で両者のギャップは3.8秒に広がってしまった。

山内はその後も手綱を緩めることなく蒲生との差を広げて行き、最後は5.1秒差で蒲生を退け、初戦を制した。

Nクラスもまた2番手スタートの野尻が#23千代勝正をかわしてトップに。
千代は1周終わりのホームストレートで#20ギャリー・トンプソンにも抜かれて3位に後退するが、3周目の130Rでトンプソンがアウトに膨らんだ隙を突いて2位を奪い返した。ところが5周目のデグナー進入で千代は痛恨のオーバーラン、ここでレースを終えることに。

これで2位に再浮上したトンプソンはトップ野尻との差を徐々に詰めていき、7周を終える頃にはテール・トゥ・ノーズの状態に。
トンプソンはすかさず8周目の1コーナーでアウトから野尻に並びかけていくが、野尻も一歩もひかずにトップを死守。
その後も二人は0.5秒前後の間隔で接近戦を展開、ファイナルラップのスプーンでトンプソンは再び野尻に挑みかかるが、ここでも野尻はトンプソンを退けてトップでチェッカーを受け、F3デビュー戦を見事勝利で飾ってみせた。

第2戦決勝は15日朝9時50分より17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース