Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝 国本雄資がポール・トゥ・フィニッシュ!Nクラスは小林崇志が念願の初優勝

全日本F3選手権第1戦の決勝レースが4月17日、鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#1国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S F308)がオープニングラップから後続を突き放して12周を走破、初戦を勝利で飾った。
2位には#62嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)、3位は今季Cクラスにステップアップしてきた#2アレキサンドレ・インペラトーリ(TODA FIGHTEX)が入った。
また、Nクラスは#8小林崇志(HFDP RACING)が参戦2年目で初のクラス優勝を獲得している。

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第1戦決勝は午後3時50分スタート。
ポールの国本がそのままホールショットを奪い、序盤から1分54秒台の好タイムで逃げにかかる。
2番手を走行する嵯峨は序盤フロントタイヤの熱入れがうまくいかず、ペースを上げられない。 このため2周を終えた時点で早くも1-2位の間には1.7秒のギャップが出来てしまった。

嵯峨は数周でペースを取り戻すが、国本との差は2秒前後で推移し、一向に差を詰められないままファイナルラップに突入。
国本はカーナンバー1を得た最初のレースを勝利で終えた。
3位には戸田レーシングに移籍して今季初のCクラスに挑むインペラトーリが入った。

その後方では、ミッショントラブルでノータイムに終わった#12関口雄飛が猛烈な追い上げを展開、1周目を10位で終えると、その後も立て続けにNクラスの車両をかわしていき、4周目にはCクラス5位の#5吉田広樹をもシケインでかわして5位に浮上。
一旦はコースアウトで8位に後退するも、再び追い上げて5位でフィニッシュと、アグレッシブな走りで初戦を終えた。

Nクラスは、クラストップの小林がスタートで出遅れて#63千代勝正の先行を許すが、すぐに130Rで抜き返してトップを奪い返し、参戦2年目にして初優勝を達成した。
2位は千代、3位にはFCJからステップアップしてきた#7三浦和樹が入り、F3デビュー戦で早くも表彰台を獲得している。

第2戦決勝は明日午前9時50分より、17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum


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