Japanese F3

JF3:第3戦もてぎ決勝 #36中山独走でポール・トゥ・ウィン!トムスが開幕から3戦連続で1-2フィニッシュ

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全日本F3選手権第3戦の決勝が5月11日、ツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#36中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)が圧倒的な速さで後続を引き離し、第2戦鈴鹿に続いて2連勝を飾った。
2位には#37勝田貴元がつけ、トムスは開幕から3戦連続で1-2フィニッシュを達成した。
Nクラスは#23高星明誠が開幕3連勝を果たした。

第3戦決勝は午後2時15分スタート。
昼過ぎから降り始めた雨のため、コースは予選とはうって変わって完全なウェットコンディションとなった。
ポールの#36中山はホールショットを決めるとそのまま一気に後続を突き放しに掛かる。3周を終えたところで2位の#37勝田に3.8秒の差をつけると、6周目にはその差を4.9秒に広げてきた。
その後ろには9秒離れて#2野尻智紀、#50千代勝正の戸田エンジン勢。無限エンジンの#7松下信治が5位で続く。

その後も中山は後続に全く付け入る隙を与えず、最後は2位以下に6.5秒の差を付けて14周のレースを制した。
2位は#37勝田、3位には#2野尻が入った。

Nクラスは#23高星がトップを快走する後方で、2位に今回からF3に参戦してきた#19武平良介がつけ、これをFCJとダブルエントリーの#38ナニン・インドラ・パユーングが追う展開。
10周目の最終コーナーで川に乗り上げた武平をパユーングが抜いて2位に浮上、そのままチェッカーを受けている。武平もF3デビュー戦で表彰台を獲得した。

また、3レース開催となった今大会の特別規則により、このレースの順位がそのまま第5戦のスターティンググリッドになるため、優勝した中山は開幕戦から5戦連続でのポールスタートが決まった。

第4戦決勝は明日午前11時10分より14周で、第5戦決勝は午後4時10分より20周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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