Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝 #36中山がポール・トゥ・ウィン!昨日の雪辱を果たす

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全日本F3選手権第2戦の決勝は#36中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)がポール・トゥ・ウィン。見事昨日の雪辱を果たした。
Nクラスは#23高星明誠(NDDP)が2位に14秒もの大差を付ける独走で昨日に続いて2連勝を飾った。

第2戦決勝は4月14日、午前10時20分より17周で行われた。
昨日スタートで#37勝田貴元の先行を許した#36中山だったが、今回も本人にとっては納得のいくスタートではなかったとはいうものの、なんとかトップで1コーナーに飛び込むことでき、その後はトップのまま快調に周回を重ねていく。

2番手につけた勝田はレース中盤までは中山とのギャップを2秒以内に留めていたが、予想以上にタイヤの消耗が激しかったため、レース後半に入って徐々にトップに引き離されてしまう。
更にはレース終盤、デグナー進入で止まりきれず、後続の#50千代勝正の接近を許してしまった。
それまで2秒以上あった両者の差は14周が終わった時点で1.3秒に。続く15周目には0.3秒と完全にテール・トゥ・ノーズの状態になった。
レース後半に焦点を当ててセットアップしてきたと語る千代はシケインや1コーナーでしきりに勝谷揺さぶりをかけたが、勝田もそこから懸命に踏ん張り、最後まで2位のポジションを守り抜いて17周を走りきり、昨日に続いてトムスが1-2フィニッシュを達成した。

Nクラスも昨日スタートで出遅れた#23高星がこの日はトップで1コーナーに飛び込むと、その後も後続に付け入る隙を与えず、最後は2位の#38ナニン・インドラ・パユーングに14秒の大差を付けてF3デビュー2連勝をものにしている。

次回の舞台はツインリンクもてぎでの3連戦。
5月11-12日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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