Japanese F3

JF3:第15戦富士決勝 各クラス上位3人のコメント

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総合優勝 #36中山雄一(トムス)
f3_r15_r_pc_nakayama 佐々木選手のペナルティで、繰り上がりでポールスタートになりました。朝は寒いコンディションで、WECのクルマも走って、路面状態が変わるかなと思ったんですけど、グリッドまでの試走でクルマのバランスが悪くなかったので、そのままのセッティングで行こうと思いました。レース中もマシンのバランスが良かったので、最後まで思い通りに走ることが出来ました。
今年は最初の鈴鹿でトラブルがあってイライラしたり、その後も新しいマシンのセッティングとドライビングのバランス取りに手こずって、苦しい序盤、中盤戦でしたが、後半になって自分のドライビングを対応させ、それに伴ってマシンのセッティングも良くなり、菅生と富士で結果を出すことが出来、シーズンを有終の美で飾れて嬉しいです。
マカオはフォーミュラBMWで一度走っていますが、F3で走るとなるといろいろと違ってくると思うので、一年目というつもりで臨みます。チームメイトになるドライバーはマカオの経験があるので、彼から学んで、最終的には優勝できるようになりたいと思います。
2位 #2ラファエル・スズキ(戸田レーシング)
f3_r15_r_pc_suzuki 昨日よりはスタートが良かったです。昨日のレースの経験が今日のレースにいい影響を及ぼしました。それでも序盤は上位にいるのが大変で、最初の5、6周は出来る限りハードにプッシュしました。
その後は安定してタイムが出せるようになりましたが、最後まで中山選手を捉えることは出来ませんでした。
F3は予選が全てだと思います。今シーズンはそこでのニュータイヤの扱いで苦労しましたが、シーズンが進むにつれてクルマも仕上がってきました。優勝はありませんでしたがいいシーズンでした。
3位 #4平川亮(RSセリザワ)
f3_r15_r_pc_hirakawa 今日はスタートが良くなくて、順位を落としてしまい、それを挽回しようとしてオーバーランして4位になってしまいました。山内選手がミスをしたお陰で3位に上がれ、2位を追いましたがペースが上がりませんでした。
でも昨日よりはクルマの状態は良くなっているので、マカオに向けていいレースだったと思います。
マカオは走ってみないと分かりませんが、日本のF3のレベルの高さを示せれば、と思います。
一度フォーミュラBMWで走っていて、面白いサーキットだと思いましたが、周回数を重ねることが出来ず、よくわかりませんでした。F3とはスピード差もあるので、その違いを感じられれば、と思います。
自分のためにも、芹沢さんのためにも頑張って結果を出したいです。
Nクラス優勝 #23佐々木大樹(NDDP)
f3_r15_r_pc_sasaki 今日はCクラスと序盤で争うためにも、スタートにかけていました。攻めてスタートして出だしは上手くいったんですけど、クラッチミートでミスをしてしまいました。そこからはもうプッシュプッシュで、8台くらい抜いたと思うんですけど、早く抜かないと平峰選手が前に行ってしまうと思って、隙があればすぐ抜きにいきました。
最終的にクラス1位で帰って来れたのは良かったと思います。
今年一年チームの皆さんや監督と話し合って、一丸となって戦うことが出来ました。それによって速さや強さが身に付いたと思いますし、最高のシーズンになりました。
2位 #7平峰一貴(HFDP)
f3_r15_r_pc_hiramine スタートが上手く行って、佐々木選手のストールが見えたのでしっかりプッシュしないとと思いました。追いつかれたのは僕のミスで何度かタイムを落としてしまった影響があるのかなと思います。
真っすぐスタートしたかったんですが、前でストールしていたのでよけなければなりませんでした。最後まで走りきれたのは良かったと思います。
今年一年HFDPというチームで走ることが出来、チーム代表や監督に感謝しています。
自分の中ではまだまだ課題が残っていますが、悔いはありません。「やりきれた」と思っています。
3位 #19蒲生尚弥(KCMG)
f3_r15_r_pc_gamo 予選が上手く行きませんでしたが、今日のスタートは決まって、1周目でかなり順位を上げることが出来ました。
昨日のレースで終盤オーバーステアがでたので対策をしましたが、それがいきすぎてしまって前半はペースが上げられませんでした。後半はペースを落とすこと無く走ることが出来たので、いいレースだったと思います。
F307はNクラスで何年も走っていて、セッティングも決まっていますが、F308は今年が初めてでした。今は差がありますが、テストをしていけば308の良さがでてくると思うので、チャンスがあればまた出させていただきたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshiniro OHNISHI


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