Japanese F3

JF3:第14戦富士決勝 上位3人のコメント

総合優勝 #50千代勝正(B-MAX)
f3_r14_r_pc-chiyo 予選でポールポジションを獲れて、一番前からスタート出来、スタートも決まりました。ただ雨が時折降ってきて、路面が毎周変わるような、難しいコンディションでした。後ろがトムスの勝田選手ということで、ストレートでスリップに入られないように、1周目から3周目はかなりプッシュしました。アドバイザーの(土屋)武士さんからは「DRSゾーンから早く抜け出せ」と言われましたが、1秒以上離れておけば抜かれることは無いだろうと思ってプッシュしました。後半は後ろが離れたので自分のペースでレースが出来て、コンディションも回復してきたのでまたプッシュして、ファステストラップも狙っていってラスト2周で獲れました。
本当に完璧なレースでした。
開幕当初からクルマもエンジンも尻上がりに良くなってきて、チャンピオンのトムスとのタイム差も縮まってきました。夏のもてぎからは一気に差が縮まって、最終ラウンドでは勝てるところまで来たので、自分にとってもチームにとってもエンジン屋さんにとっても大きな結果に繋がって良かったと思います。
明日も何が起こるか判らないので、諦めずに最後までプッシュします。
総合2位 #7松下信治(HFDP)
f3_r14_r_pc-matsushita 21周の長いレースだったので最後まで粘っていこうというのが当初の作戦でした。スタートで成功とまではいきませんが上手くいって、前に並びかけることが出来ましたが、抜くことは出来ず、その間に他の選手に前に行かれてしまいました。雨が降ってきてその選手がコースアウトしたことで3位に上がりました。ハーフウェット状態でのレースになったので、このままいけば差は開かないかなと思いましたが、後半にかけてどんどんドライになり、タイム差が開いていきました。
勝田選手が後ろから追い上げてきましたが、前を見て自分の走りを心がけました。
総合3位 #37勝田貴元(TOM'S)
f3_r14_r_pc-katsuta 2番手からのスタートで、スタートは良くも悪くもありませんでしたが前に出ることが出来ず、1周目、2周目が勝負だと思ってプッシュしましたが、100Rのところでダウンフォースが抜けてしまって差が開いてしまいました。雨が降ってきたところで差が詰められるかと思い、後半勝負と決めてあとは天候次第と思っていましたが、1コーナーで一気にロックしてしまって止まりきれず、そのときにタイヤカスを拾ったためにペースが上げられませんでした。後半ペースを取り戻した時には前との差が開いてしまって3位に終わりました。悔しいレースでした。
開幕からのトムスの連勝を維持できなかったのが残念ですが、明日は頭を切り替えて、今日行けなかったことを反省して臨みます。
Nクラス優勝 #38ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)
f3_r14_r_pc-nanin 僕はウェットよりドライの方が得意なので、スタート前に雨が降ってきて緊張しました。最初の5周はまだブレーキバランスを上手く調整できなくて、ホイールをロックさせたりしました。長いレースだったので、あそこでタイヤに負担をかけたのは良くなかったと思います。でも6周目からはペースよく走れるようになりました。
高星選手が追い上げてきましたが、あまりミラーを見ないようにして、自分のベストを尽くすことに集中して走りました。
もうチャンピオンシップは決まってしまったので、明日はクルマを壊さないように慎重に走ります。
Nクラス2位 #23高星明誠(NDDP)
f3_r14_r_pc-takaboshi 悔しいです。
自分がやってしまったことなのでしょうがないので、明日は切り替えて走ります。ナニン選手よりペースが速いと思っていたので一生懸命追い上げましたが、ミスなどもあって抜くことが出来ませんでした。Aコーナーでリヤが出てしまってオーバーランしてしまいました。そうしたこともしっかり受け止めて、明日は走りたいと思います。
チャンピオンの面子があるので勝たなければ、と思っています。
Nクラス3位 #6小泉洋史(KCMG)
f3_r14_r_pc-koizumi スタートが決まって、ナニン君の前で1コーナーに入っていったんですが、フロントのグリップを失って滑ってしまい、Cクラスの吉田さんと私が飛び出してしまい、ナニン君に前に行かれてしまいました。最終コーナーでも吉田さんに詰まってしまい、スロットルを踏めないで立ち上がったらDRAGONさんと湯澤君にも抜かれてしまいました。その後二人を抜いて、なんとか追いつこうとしたレースでした。
途中雨が強くなったので、その中でグリップを探りながら走っていましたが、後半はプッシュして、なんとか3位に入ることが出来ました。
今のところ高星君やナニン君ほどのペースが無い分体力的には問題がありません。
明日のF3の最終戦もWECも楽しみにしています。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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