全日本F3選手権第1戦の公式予選が4月14日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#1山内英輝(B-MAXF312)がポールポジションを獲得した。予選2番手には、これがデビュー戦となる#4平川亮(広島トヨペットF312)がつけた。
このセッションの前に行われたフォーミュラニッポンのフリー走行でコースアウトした車両の回収作業が行われたため、公式予選は予定より10分遅れ、午前10時30分から行われた。 朝から小雨が降り続いたために路面はウェットだ。
最初にコースインしたのはチャンピオンカーの1号車を駆るB-MAXの山内。2分09秒071、2分06秒682と快調にタイムを削っていき、終始トップのまま10分間の走行を終えた。 2番手以降は昨年のNクラスからCクラスにステップアップしてきた#36中山雄一、今季いきなりCクラスに参戦してきた#4平川、そしてNクラスの#23佐々木大樹が接戦を展開。 最終的には2分07秒016を記録した平川が、デビュー戦を見事フロントローからスタートすることになった。
NクラスはCクラスをも食う好タイムを記録した#23佐々木がトップ。2番手にはFCJからステップアップしてきた#7平峰一貴がつけた。
第1戦決勝は今日午後3時30分より12周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum