'98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 5
MOTEGI GT CHAMPION RACE
GTシリーズ初のもてぎ戦は、カストロール無限NSXがPP!
盛況のGTシリーズは、GTシリーズ初のコース、ツインリンクもてぎ(ロー
ドコース)で第5戦を迎えた。前戦富士では今季3度めの正直でようやく初優勝
を果たしたNSX。速さはピカイチだが、アクシデント、ペナルティを乗り越え
てようやく手に入れた勝利だった。
ここ、もてぎでもNSX優位は揺るぎないが、スープラ、スカイライン勢が初
のコースでどのような戦いを見せるのか注目される。特にここまで上位入賞の少
ないスープラ勢は重量ハンデを背負っていないため、ツイスティなもてぎでチャ
ンスが訪れる可能性はありそうだ。
午前11時15分から行われた予選1回目では、開始早々コース全域に渡ってオイ
ルが出てしまい一旦中断。20分後に再開されたが、テストから好調のNSX勢が
やはり速く、#16 Castrol無限NSX、#100 RAYBRIG NSXが1、2位を占めた。
しかし、図抜けたタイムをマークしたのはこの2台だけで、3位以下はスープ
ラ、スカイライン、NSXが入り乱れる結果となった。
注目はGT300クラスの#77 クスコスバルインプレッサ。テストから好調を維持
し、MR2を抑えて初の暫定ポールを得た。
午後3時30分から始まった予選2回目では、開始からまもなくして#16NSXが
49秒台に入れ、#100もそれに続いた。好調だった#38 FK/マッシモセルモスー
プラはタイムアップした後にトラブルが発生しコース脇にストップ。
結局2台のNSXを脅かす者は現れず、グリッド上位は1回目から大きな動き
はなく予選終了。
GT300クラスは、#77インプレッサがさらにタイムアップ。常勝#25つちやMR2
を僅差で抑えきり、初優勝に向け絶好のポジションからスタートすることになっ
た。
決勝は、明日午後1時30分スタート、63周(300km)で争われる。NSXが連勝
で波に乗るのか。それとも、スープラが今季初勝利を飾るのか。また、重量ハンデ
に苦しむシリーズリーダー、ペンズオイルスカイラインはその座を守れるだろうか。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
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