全日本GT選手権

GTC-Rd.1:鈴鹿300km予選レポート

      98年の幕開け鈴鹿GTはレコードラッシュ!NSXラッシュ!

 3月21日、国内ビッグレースの開幕戦となった鈴鹿GT300kmレース
の予選は、新旧NSXが上位を独占。その鋭い速さを見せつけた。
 また、上位は軒並み従来のレコードを更新する結果となり、PPを奪った#
100NSXに至っては実に従来タイムを2・5秒も上回った。

●予選1回目
 NSX勢の速さは午前に行われた予選1回目から際立っており、出走した4
台があわや上位を独占するという勢い。かろうじてニスモが投入した#23スカ
イラインが一角を崩したが、ここ鈴鹿での速さは疑いようのない事実となった。

予選1回目結果
GT500
#64  Mobil1 NSX(山西/コロネル)      2'02.975
#100 RAYBRIG NSX(国光/飯田)               2'03.172
#18  TAKATA童夢無限NSX(金石/山本)         2'03.226
#23  ペンズオイル・ニスモGTR(コマス/正美)         2'04.037
#16  Castrol無限NSX(中子/道上)            2'04.125
#36  カストロール・トムス・スープラ(関谷/フォンタナ)    2'04.446

GT300
#44  アペックスDLモモコルセMR2(新田/水野)          2'14.106
#910 ナインテンポルシェ(砂子/余郷)                2'15.243
#61  ライボン・トランピオ・FTO(中谷/原)            2'15.262

●予選2回目
 午後3時30分から始まった予選2回目。鈴鹿はかなり冷え込んできた。開
始早々GT500の走行時間帯(予選開始後20分)に昨年型の#100NSX
(飯田)が「有終の美を飾りたかった」と2'02.939で逆転PPの座に。
  スカイライン&スープラ勢も揃ってタイムアップを果たしたが、NSXの牙
城を崩すまでには至らなかった。
 GT300では、1回目の上位車が揃ってタイムアップ。#81シルビアが3
位に食い込んだ以外は上位陣に大きな変動はなかった。

予選2回目結果
GT500
#100 RAYBRIG NSX(国光/飯田)               2'02.939*
#64  Mobil1 NSX(山西/コロネル)      2'03.026
#18  TAKATA童夢無限NSX(金石/山本)         2'03.329
#23  ペンズオイル・ニスモGTR(コマス/正美)         2'03.743*
#38  FK/マッシモセルモスープラ(竹内/野田)      2'03.792
#16  Castrol無限NSX(中子/道上)            2'04.356*
#36  カストロール・トムス・スープラ(関谷/フォンタナ)    2'04.404*
#12  カルソニックスカイライン(星野/黒澤)       2'04.430*
#50  ARTAスカイライン(本山/土屋)        2'04.674*
#37  カストロール・トムス・スープラ(鈴木/バート)    2'04.751*

GT300
#44  アペックスDLモモコルセMR2(新田/水野)          2'13.869*
#61  ライボン・トランピオ・FTO(中谷/原)            2'14.379*
#81  ダイシンシルビア(福山/大八木)       2'14.458*
#910 ナインテンポルシェ(砂子/余郷)                2'14.740*

(* は、1回目タイムを上回ったもの)

 結果は暫定ですので、後に掲載されるリザルトをご覧ください。

             *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***



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