Formula Nippon | JAF Grand Prix

FN:JAFGP富士決勝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがポールトゥウイン!

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快晴の決勝日。早朝から詰め掛けた観客の見守るなか、正午にレースがスタート。

1コーナーを制したのは、PPスタートのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)。予選2位の中嶋一貴(ペトロナス・チーム・トムス)は1コーナーの混乱で順位を1つ落とす。代わって2位に浮上したのは予選3位の石浦宏明(チーム・キグナス・スノコ)。

不運だったのは、予選4位の国本雄資(プロジェクトμ・セルモ・インギング)。スタートでマシントラブルが発生したのか、スピードに乗ることなく、スロー走行をしたままピットに入ってレースを終えた。

2周目以降もトップ、オリベイラは完全にレースをコントロール。トップ3車の間隔は周回を重ねるたびに開き、それぞれが単独走行となる。

唯一バトルのあったのが、伊沢拓也(ドコモ・チーム・ダンディライアン)とアンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チーム・トムス)の5位争い。6周過ぎから背後に迫り仕掛け続けたロッテラーが、16周目の1コーナーでようやく伊沢を捕らえて5位に順位を上げた。

シリーズチャンピオンの意地を見せるロッテラーは、その後も攻め続け4位大嶋和也(チーム・ルマン)の背後に迫ったが、オーバーテイクには至らなかった。

トップのオリベイラは、機械のように正確に毎周コンマ2~コンマ4秒ずつ2位石浦に対してマージンを築き、まったく危なげなく22周を走り切り、見事JAFグランプリを制した。

トップスピードとラップタイムをあわせて、グリッドを決定するという変則ルールにより、レースでの順位変動が期待されたが、残念ながら主催者の思惑は外れやや単調なレースとなってしまった。

Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Motorsports Forum


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