2000年 全日本フォーミュラ・ニッポン選手権 第6戦 スポーツランドSUGO 7月29日(土曜日) 公式予選 2000年シリーズ第6戦は蒸し暑い菅生で曇り空の下始まった。 このラウンドも今シーズンの例外でなく、テストなしのブッツケ本番。苦しい 戦いが続いている。 午前のウォームアップでセッティングを出そうと試みたがもちろん充分な時間 は無く、17番手。 予選1回目もベストセットを探して2~3周ごとにピットインを繰り返す。予選1 回目残り12分、赤旗中断のころから日が差して、気温・路面ともに上昇してき た。その間にセッティングを変更し、熱対策パーツを取付ける。2周した後に ニュータイヤを装着。ポジションは19から一気に14位に。2回目はまだまだ行 けそうだ。 スケジュールから15分遅れで始まった予選2回目は1分13秒台で周回を開始。 1回目に比べてピットインの間隔は長く、クルマが煮詰まり始めたことを示す が、タイムはまだまだ満足できるレベルではない。残り13分でニュータイヤ投 入。まだ完全にセットできているわけではないが、そろそろタイムアタックの 時間だ。 18周目で12秒台に入りポジションを徐々に上げていく。20周目で再度ニュータ イヤ投入。しかし他チームもタイムアップして離され、結局19周目に記録した 1分12秒332がベストとなり15番手で2回目終了。 1回目のトップ差1.8秒と比較して、2回目は1.66秒。全車がタイムを更新した 中、シゲカズも頑張ったが時間の壁は大きかった。 由良監督:テストが出来なかったため、データ不足でセッティングが満足でき るところまで出せませんでした。しかし少ない時間の中で確実にポテンシャル を上げています。日曜日の朝のウォームアップを含めてレースまでには更に セッティングを進めていけるでしょう。 レースは鈴鹿の教訓を生かして最後まで走りきり、入賞を狙います。 シゲカズ選手:まず、後半戦に向け協力して頂いた関係者のみなさんに感謝し たいです。 今回は、菅生、美祢での事前テストに参加していない為、やはりデータ不足で 良いセットティングを見付ける事が出来ませんでした。 また、明日も色々と 試したい事が有るので、上手くこなして出来るだけ良い結果を残せる様に頑張 ります。 情報提供:Mooncraft *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***