2000年 全日本フォーミュラ・ニッポン選手権 第4戦 富士スピードウェイ 6月3日(土曜日) 公式予選 曇り空、太陽の見えない天候で始まった土曜 朝のウォームアップでは順調に セッティングを煮詰めることができ、過去3戦トラブルに見まわれたセッショ ンが多かった中、久々に明るいムードとなった。12位、1.3秒差。 予選1回目が始まる前、昼休み中にパラついた雨も止まり、曇り空ながらドラ イでスタートした。 シゲカズ選手は18秒半ばで予選を進行するがタイムを削ることが出来ない。何 回かピットインを繰り返しての試みも他車のようにタイムアップには繋がらな い。残り7分、満を持してニュータイヤで出ていくが、赤旗で一番良いタイミ ングを失ってしまう。それでも再開後残り5分のアタック合戦の中、シゲカズ 選手もタイムを伸ばしてトップ差を1秒以内とし、順位も上げて13位で1回目を 終了した。 小さな雨粒が落ち始めた2時40分、5分遅れの予選2回目が始まった。 19秒台で1周目をクリアしたシゲカズ選手は18秒台で1回目と同じ13位前後の順 位を推移する。 雨はまったく降ることなく予選は進み、残り15分でニュータイヤ装着。このタ イヤで2周目、17周で17秒台に入った。13位は変わらないが次の週で更にタイ ムを伸ばして17.680として10位へ。トップ差1.280。その後11位に落ちるが最 終ラップ、渋滞を外して出したタイムが17.183。これで一気に7位にジャンプ アップし、明日のレースはこれまでで最高の5列目10番手からのスタートとな る。 由良監督:あー、悔しい。遅いクルマに引っ掛かってなかなかタイムが出来ず、 ベストは結局ニュータイヤに替えてから10ラップ目のタイムだったので、ベス ト4はいけていたと思います。 だんだん良くなっているので明日はイクゾー。 シゲカズ選手:テストをしてからレースになるのはここ富士が初めてなので、 今までのことを考えると準備万端という感じです。 予選に関しては、僕のクリアラップの取り方がまずかったのであまり良いタイ ムを出すことが出来ませんでした。チームには悪いことをしました。 クルマは、ちょっとづつ良くなっているので決勝が楽しみです。 情報提供:ムーンクラフト *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***