Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

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アンドレ・ロッテラー(優勝)

1119_lotterer_winner.jpg タフなレースでした。みんなにとってもそうだったんじゃないでしょうか。
前のクルマの後ろにつくと視界が全然ないし、雨はあとからどんどん降ってきましたし。
レインセッティングでは、車高を合わせるのにみんな苦労していたんじゃないでしょうか。
僕らもスタートのときのような(雨の少ない)状況に合わせていたので、低すぎました。
ノーピットでいこう、と最初から決めていてフルタンクでスタートし、マップもローパワーに設定していましたからストレートでは厳しかったですが、コーナーでは車は安定していました。
いいクルマを仕上げてくれたことと、作戦がうまくいったことに関してはチームのみんなに本当に感謝しています。
このフォーミュラニッポンは一年目のチームでしたが、その割には頑張っていたし、結果も残せたので良かったと思います。
最高の誕生日プレゼントになりましたね。

松田次生(2位)

1119_matda_2nd.jpg 今回もスタートを意識しすぎて決まらなくて、順位を落としてしまいました。これは来年に向けての課題で、克服しないといけませんね。
スタートシグナルが思ったより早く消えたので、クラッチをパン!と繋いでしまってホイールスピンをさせてしまったんです。FCJのスタートを参考にしてタイミングを計ってたつもりだったんですが、予想以上に消えるのが早かったです。
燃料はアンドレより軽めでギリギリだったので、1ストップでいくことにしました。アンドレも入るだろうと思っていましたし、チームも無線でそう予想していましたが、読みが外れてしまいました。クルマはずっといい状態だったので、チームには感謝しています。

片岡龍也(3位)

1119_kataoka_3rd.jpg 予選順位が10番手だったことを考えると、予想通りの位置でフィニッシュできましたから、作戦はうまくいきましたね。トムスはノーピットだと思っていましたがインパルとARTAと中企は入るだろうと予想していて、それでもインパルには追いつけないだろうなとは思っていましたから。
ウチもアンドレと同じくローパワーのマップでしたが、最後までギリギリの状態で、途中アクセルを抜いたりもしたんですが、チェッカーを受けた直後にエンジンが止まってしまいました。

舘信秀(優勝チーム監督)

1119_tachi.jpg 予選は5番手で、本山君のことがあってセカンドローからスタートすることになりましたが、これは今シーズンの最高位です。
今まで予選一発のセッティングに悩んでいたんですが、今回はうまくいきました。
ウチはFポンとF3を同じエンジニアがやっているので、今までアンドレは会話が充分に出来なくてストレスが溜まっていたんですが、今週きてみたら非常にいい顔をしていたので、そのへんもうまくいってたんでしょうね。
でも実力だけで見れば今回はブノワのぶっちぎりだったろうと思います。ですから運も良かったんでしょうね。ロッテラーも粘っこいレースをしてくれました。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI



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