Formula Nippon

FN第7戦SUGO予選記者会見

 フォーミュラ・ニッポン第7戦SUGOの記者会見が、正式結果がでないまま午後5時25分より、予定より1時間15分遅れて行われた。

 抗議の原因となったのは、予選1回目の赤旗中断時でのスケジュールの変更によるもの。赤旗後の予選再開時間が午前11時42分と発表されたが、その後44分と変更されたため、再開直後にピットアウトしたドライバーがピット出口で停止させられた。そのため本山哲(Arting IMPUL)のエンジンがオーバーヒート。再開後にコースインするもエンジンが不調となり、予選後、エンジンの乗せ替えを行わざるを得なくなった。本来、エンジンの乗せ替えを行ったドライバーは10グリッド降格となり予選3位の本山は13位からのスタートとなる。しかし、運営不手際によるこの降格を不服とする所属チーのArting IMPULから抗議が出され、予選結果はこの時点で出ていない。

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ポールポジション 小暮卓史(ARTA)

 「今回も前回と同じく予選に関しての流れは良かったです。金曜日にクルマを損傷してしまって不安もありましたが、このポジションに来られて良かったです。明日は雨ならピットストップはないと思います」

予選2位 松田次生(mobilecast IMPUL)

 「前回の富士で予選を失敗してからクルマを見直し、昨日いろいろセットを試していて、それがうまくいきました。チャンピンシップ的にもブノワ(・トレルイエ)選手より前でスタートしないといけないし、ポールが取れればよかったけど、結果的に2位になれて良かったです」

予選3位 本山哲(Arting IMPUL)

 「今回金曜日からクルマの調子がよく、今日ポールポジションを取れる自信はあったんですけど、赤旗のときのタイムスケジュールの変更でエンジンがオーバーヒートしてしまって、パワーダウンした中でアタックしなければなりませんでした。今回、いい状態だったことを考えるとすごく残念です。エンジンの水温とかきちんと管理していて、ぎりぎりで組み立てているなかで、ありえないことです。ドライバーズミーティングでもオーガナイザーから『すみません』と謝罪はしてもらいましたが状況的には、すみませんじゃ済まないことだと思います。グリッド降格についてはぼくからどうこういうことはありません。チームにまかせています」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI



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