Formula Nippon

FN第7戦SUGO予選2回目 雨のため1回目の結果で小暮卓史のPPが確定

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは16日、スポーツランドSUGOで予選2回目を行ったが、降り始めた雨のためタイムを更新するマシンはなく、午前中のタイムで総合予選結果が確定した。ポールは、小暮卓史(ARTA)。2位には松田次生(mobilecast IMPUL)、3位は本山哲(Arting IMPUL)となった。

0916_duval.jpg  全日本F3選手権第15戦が終了してしばらくすると、一時止んでいた雨が再びコースに落ち始めた。雨は徐々にトラックを湿らせ、ついにフォーミュラ・ニッポン予選の始まる午後3時には完全なウェット路面となってしまった。予選総合結果も午前中のタイムで決定することになりそうだ。

 予選開始早々、数台のマシンがレインタイヤを履いてコースインするが、しばらくするとコースを走るクルマもなくなった。

 しかし、20分過ぎからコースインするクルマも出始め、やがて全車がコースを走り始める。明日も雨が予想され、各車精力的に決勝用のレインセッティングを行っているものと思われる。

 予選終了10分前、トップは1'24.575でロニー・クインタレッリ(INGING)、2位には1'24.270で横溝直輝(INGING)とINGING勢が1-2。3位はポールシッターに着くだろう小暮卓史(ARTA)。横溝は、午前中予選通過基準タイムを出してないが、基準タイムの1'14.480に遠く及ばないため明日は嘆願書を提出しての出走になるだろう。

 予選終了5分前、雨は小康状態で路面は乾きつつある。1'23.932を出したロイック・デュバル(NAKAJIMA)がトップに上がってきた。小暮もタイムを伸ばし、1'24.221で2位に。3位はアンドレ・ロッテラー(TOM'S)が着けている。

 ここでクインタレッリがコースアウトしたため赤旗中断。残り時間が少ないためここで2回目の予選が終了となった。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR



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