Formula Nippon

FN:第7戦オートポリスフリー走行1回目 いきなりコースレコード更新ラッシュ!トップタイムはデュバル

2009全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦オートポリスは、フリー走行1回目から続々と好タイムが記録され、 最終的には前13人中7人がコースレコードを更新することとなった。
そんな中、トップタイムを記録したのは#31ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)。タイムは1分32秒649だった。 2番手には#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)、3番手には#10塚越広大(HFDP RACING)がつけ、 ナカジマレーシングが1-2、ホンダエンジンユーザーが1-2-3を占めることとなった。

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2006年以来3年ぶりの開催となったフォーミュラニッポンのオートポリスラウンド。
最初の走行となるフリー走行1回目は8月29日、午前9時45分より60分間で行われた。
公式予選日の天候は晴天に恵まれている。

開始早々から好タイムを記録してきたのは#8石浦宏明。
全開のもてぎではギヤボックストラブルに見舞われて惜しくも表彰台を逃したが、コンスタントに速さを見せるようになってきている。
#41伊沢拓也、#40リチャード・ライアンのダンディライアン勢が序盤2-3位につける。

一方、今季好調のナカジマレーシング勢は開始10分過ぎにコースイン。
小暮が開始15分過ぎに1分34秒111でトップに立つと、その3分後にはデュバルが1分34秒097で小暮を上回る。
二人はその後1分33秒代後半までタイムを縮め、早くもコースレコードに迫ってきた。

しかし3年前のレコードタイムを最初に打ち破ったのは2年目の伊沢だった。
終了10分前に彼が記録したタイムは1分33秒169。それまでのレコードである1分33秒424をコンマ3秒近く縮めてみせた。
しかしナカジマ勢はその伊沢のタイムを大きく上回り、遂に1分32秒台に突入。
デュバルが1分32秒649を叩き出すと、小暮も終了間際に1分32秒668までタイムを縮め、僅差の2位につけてきた。
このほか、ルーキーの#10塚越広大、ランキング2位の#2ブノワ・トレルイエ、前述の伊沢、前回優勝の#36アンドレ・ロッテラー、 石浦までの7人が最終的にコースレコードを更新する結果となった。

なお、10時10分頃に#20平手晃平のコースアウトにより赤旗中断があったが、その4分後には再開となり、 平手自身も無事走行を再開している。

第7戦の公式予選はこのあと午後1時45分より、恒例のノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum


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