Formula Nippon

FN:第4戦岡山決勝 上位3人のコメント

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ロイック・デュバル(優勝)

ポディウムに上がれたのが信じられません。というのは、僕は今回二つのミスをしていたからです。
最初のミスは、スタートでラウンチコントロールのボタンを押し忘れていたことですが、幸いポジションはキープできました。
僕らはもてぎみたいに早めにピットストップを済ませる作戦だったのですが、うまくトラフィックの前でピットアウトできました。
その後、二つ目のミスをしてしまい、バックストレートでスローダウンすることになりました。これはピットレーンリミッターを作動させてしまったのが原因で、チームから無線でそのことを知らされ、リミッターを解除してからはそれまでと同じように走ることができました。
ここでモトヤマに抜かれましたが、彼の作戦がどういうものかわかるまではすごく不安でしたね。
それからはもう後ろとのギャップも充分あったので、最後の15周は燃費を考えてペースをコントロールすることができました。

アンドレ・ロッテラー(2位)

今日のレースは特に素晴らしくも悪くもなかったですね。
僕にとってはハードなレースでした。途中でトップに立ちましたが、上位陣が接近していたので、他のドライバーのストラテジーがどういうものかわかるまではまったく安心できませんでした。
僕も予定より早めにピットに入るよう指示されました。そこでいつも早めに入るロイックがもう入ったのかを聞いたら、「入った」と言われたので指示に従いました。
全体的にロイックのほうがグリップがあり、僕のほうがスライドしていたからこういう結果になったのだと思います。
またポディウムに上がれたことは嬉しいし、ポイントランキングのほうも面白いことになったんじゃないかな。

平手 晃平(3位)

スタートはぼちぼちでした。今まではスタートで順位を落とすことが多かったんですが、今回は順位を落としませんでした。
スタートしてからはずっと渋滞に引っかかってる状態でした。僕は35周から40周の間でピットストップする予定で、そのためにタイヤをマネジメントしながら走っていたんですが、思ったよりタレが大きくて、ペースが保てなくなったのであの周回(33周)で入りました。
後半はロッテラーが前にいたので、やっつけてやろうと思って追いかけたんですが、追いつけませんでしたね。
岡山は金曜日に初めて走ったので、表彰台に上がれて嬉しいです。
この先もずっと表彰台を狙っていきますが、トップに上がるにはまだ足りないものがあると感じているので、これから勉強しながら、終盤までチャンピオン争いに加わっていければいいですね。

中嶋 悟(優勝チーム監督)

久しぶりにここ(記者会見場)にきました。今日についてはまぁ結果がよければよしとするかなと。
小暮君のペナルティなどもありましたが、チームの作戦は正解だったのだろうと思います。
本山選手が2ピットだとは思わなかったので心配な面はありました。
今まで残念な結果が続いていたので、今日の勝利は後半に向けてのいいスタートになると思います。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI



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