Formula Nippon

FN第4戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

060709_podium

ブノワ・トレルイエ(優勝)
レースは特に難しいこともなかったです。雨が降るのか降らないのかは不安でしたけどね。
レース序盤は、マツダサンとサトシとの差をコントロールすることを心がけてセーフティーに走り、25周を過ぎてからピットインするまで思い切りプッシュしました。
ピット作業ではメカニックがファンタスティックな仕事をしてくれました。
ピットアウトしてからはツギオに『ついていけないぞ』と思わせるために思い切りプッシュしました。48~9秒台で走っていたらチームから『ペースを落とせ』と指示されましたが、しばらくは聞こえないふりをして走ってました(笑)。でも、何か理由があるのかも、と思ったので最後は少しペースを落としました。
本当にクルマもタイヤもいい状態で、レースをエンジョイできましたよ。

松田 次生(2位)
スタートしてすぐに雨が降ってくる難しいコンディションでしたが、天気が最後まで持ってくれてよかったです。
レース結果に関しては、正直『負けは負け』ということですね。
クルマに問題がなかったわけじゃありませんけど、おかしなレベルではなかったので、あとはボクの頑張り次第だったと思います。
次はブノワに負けないよう、色んな努力をしてレースに臨もうと思います。

本山 哲(3位)
金曜、土曜と良い流れで来ていて、クルマも仕上がってると思っていたのですが、レースが始まって数周してからペースが上がらなくなり、苦しいレースになりました。
次こそは真ん中に座って記者会見を受けられるよう、頑張ります。
クルマのトラブルの原因はまだわかっていません。

星野 一義(優勝チーム監督)
チームが計算をちゃんとして、間違いがないように送り出した結果です。
(レース終盤)エンジニアが心配をしてブノワにペースを落とさせようとしましたが、ボクは心配していませんでした。ブノワだったら判った上で飛ばしてると思ってましたから。
本山はベストじゃないクルマをコントロールして3位に入りましたが、優勝にも値するプロフェッショナルな仕事ですね。
今回1-2-3フィニッシュを達成しました。欲を言えば星野選手にも4位に入って欲しかったのですが、そうは問屋が卸さなかったようです。
まぁ今回は小暮君や金石君と同じペースで走れていたのは良かったんじゃないでしょうか。
実は朝のフリー走行のときに『クラッシュが少なすぎる』って怒ったんですよ。無難に走って9位10位なんてことを僕は求めてませんからね。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース