Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿 ルーキードライバー7名の記者会見

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アンドレア・カルダレッリ(コンドー)
 「予選は難しかったです。テストでもウエットでしか走ってないし、ドライで走るのは今日初めてだったのでこのような結果になりました。今回は、レースで走って経験を積むんでいくのが一番の目的です。FNマシンはパワーとダウンフォースがF3とは違いますが、まずはコースにになれることがポイントだと思います。この予選でセクター3のベストタイムを出せたので、少しずつなれてくれば後は時間の問題だと思います。FNへの参戦を決めたのは、ぼくにとってもチャンスですし、トヨタとの付き合いをとおして一緒に組めるのを光栄に思ったからです」
小林崇志(リアル)
 「トップカテゴリーなのでレベルが非常に高いという印象です。シーズンを通して勝ちを狙って行くのが目標です。今日の予選ですが、3月のテストとかのフィーリングだとかなり厳しいという印象で、マシンの限界もつかめないし、苦戦を予想していました。でも、セットも走りもよくなってQ1を突破できました。Q2に関しては自分のミスです。マシンのポテンシャルは、ミスを無くせばQ3は狙えるところにいますし、今回で手応えをつかむことができ、クルマのフィーリングとか自分の足りない部分も分かったので、そういう意味ではいい予選になったと思います」
アレキサンドラ・インペラトーリ(KCMG)
 「クルマのダウンフォースとパワーになれるのは、ぼくだけじゃなく、ルーキーみんながそうだと思います。週末を合わせてもコースを走る時間が多くないので、一瞬一瞬が大事になります。ルーキーのなかでは一番になりたいです。Q2まで進みましたが、雨が降るということでみんなが出て、トラフィックなどで自分の思うようにクリアラップが取れませんでした。それと注意深すぎたと思います。レースは最後まで走れることを願っています」
中嶋大祐(ナカジマ)
 「Q1まではよくて、7番手でした。Q2で雨が降ってきたときに、言い訳になってしまいますが、3月のテストで同じようなコンディションでクラッシュしたので、グリップの限界を使い切ることができなくて、すごく悔しいです。クルマも自分の走りもQ3にいけるポテンシャルはあると思います。シーズンを通して予選でも決勝でも上位5、6位でコンスタントに争うことができるようになって初めて表彰台が見えてくると思うので、まずはそれを目指したいと思います。兄弟対決が話題になっていますが、こんな結果が続いてはいけないですね。兄もぼくももっと2人で上に行って争わないと恥ずかしいです」
国本雄資(セルモ・インギング)
 「Q1、Q2、Q3と行けたんですが、フリー走行から課題だった自分とかクルマの問題点がよくなってきて、Q1での問題をQ2でアジャストすることができ、Q3でタイムもドライビングも上がってきたので、いい予選だったと思います。ガソリンを積んだ状態で走ってないので、レースがどうなるかは分からないんですが、今回は勉強のつもりでしっかり最後まで走って、次につなげるレースをしていきたいです」
中嶋一貴(トムス)
 「結果を見ると大きなことは言えないですね。今日も出だしがよくなくて、これ以上ないところからのスタートになりました。これからしっかりと問題点を見直して上げていけるようにしたいです。シーズン自体は、経験のあるサーキットもそれほどないサーキットもあるので難しい部分もあると思います。クルマについてもまだまだ学んでいるところで、一歩間違えるとこういうポジションになるレベルの高いレースなので、気を引き締めて頑張りたいと思います。あしたのレースは4輪交換しかなく、戦略の幅も大きくなくて、そのなかで少しでも前に行けるような戦略と自分の走りをしたいですね。燃料を積んで走ったこともないので、どうなるかは手探りですけど、少しでもいいレースをしてポイントを取れるように頑張りたいと思います」
嵯峨宏紀(ル・ボーセ)
 「下のカテゴリーで下積みをこつこつやってきて、やっとここまで来て新しいカテゴリーに参戦できるのを喜びたいと思います。予選結果についてはまだまだ戦力的にも厳しいしですし、ドライビング的にもまだまだいけてないですし、チームも初めてフォーミュラ・ニッポンをさわるので順当なとこなのかなとは思います。今シーズンはエンジニアとも力を合わせて少しずつ0.1秒でも前との差を詰めていくというスタンスでやっていきたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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