Formula Nippon

FN:第1戦富士決勝 上位3人のコメント

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優勝 #2ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)
今朝のフリー走行で初めてフルタンクテストをやりました。それと、タイヤの磨耗に合わせて二通りのセットアップを試しました。
決勝前のウォームアップランでもタイヤの冷えた状態と温まった状態の二通りのセットを試して、どちらがいいか迷ったんですが、 冷えたタイヤに合わせることにしてレースをスタートしました。
序盤はおとなしく走って周りの様子を見ることにしました。そうしたら周りも大体同じ作戦だとわかったので、 ここでプッシュすればトップに立てると思い、それ以降はプッシュしてトップに立ちました。
そこからは何事もなかったように見えたかもしれませんが、実は途中からクルマがおかしくなってきていて、 ストレートをまっすぐ走るのが難しい状態だったんです。でも、そのうち、問題はあるけれども走れなくなるほどではないと判りました。
(2年ぶりの勝利は)勿論すごく嬉しいです。(日本語で)キモチイイネェ!
去年は難しいシーズンを送ったので、表彰台では思わず泣きそうになりましたよ。でもこれで、 自分はまだフォーミュラニッポンで勝てるってわかって、それが一番嬉しいです。

2位 #41伊沢 拓也(DOCOMO DANDELION RACING)
昨日からクラッチにトラブルが出ていたんですが、いいスタートを切れました。ピットアウト後の周回で前に出られてしまいましたが、 あのアウトラップでの走り方が今後勉強すべきポイントですね。
初表彰台は嬉しいですけど、今日は勝てたレースだったので、チームには申し訳ないと思っています。
(オーバーテイクボタンについて)抜かれたときにも使っていたんですけど。これじゃ「オーバーテイクされボタン」ですね。 団子状態になったときには有効かなと思います。

3位 #20平手 晃平(ahead TEAM IMPUL)
今日はスタートがすごく悪くて、それで全てを駄目にしてしまいました。
フォーメーションラップの直前に、タイヤを持たせる方向にセットアップしたのが裏目に出て、 ニュータイヤを履いてすぐのときにペースを上げられず、苦しいレースになりました。
アウトラップのスピードでブノワに劣っていました。
(オーバーテイクボタンについて)使えば追いつくかなぁ?という感じ。効果については疑問です。できれば、作動してる間点滅する、 というのをなくしてほしい。

優勝チーム監督 星野 一義
途中からクルマにトラブルが出て、心配していましたが、止まってしまうようなトラブルではないことがわかってブノワには「無視しろ」 「無視しろ」と言い続けて、最後には「うるさい!」と。
オーバーテイクボタンはデュバルが盛んに使ってましたが抜けませんでしたね。あれ本当に効果あるの?
今日は誰が勝ってもおかしくないレースで、みんなにチャンスがあった中で、ブノワが着実にチャンスをものにしたんでしょう。 前から目をつけていた伊沢君もきました。来年ウチにこないか?って言ってるんですがね(笑)
ウチのドライバー同士でもレースをやっていますから、メカニック同士もきついと思います。チームオーダーは一切なし。 厳しいチームなんですよウチは。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI



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