松田次生(ポールポジション)
昨日からセクター1、セクター2は良かったんですが、セクター3がちょっとピーキーな感じで、
それは今朝のフリー走行でも同様でした。でも他のチームを見てもセクター3は良さそうじゃなかったので、
僕らがセッティングを煮詰めてセクター3を直していけばもっと良くなると思って、
予選までにセッティングを変更したらそれがうまくいって、予選アタックではすごく良くて、
自分が感じていたとおりに走れてポールをとることができました。
チームのおかげだと思うし、エンジニアにも感謝しています。
これまで鈴鹿男と言われてきましたが、どこにいっても速いことを見せたかったので、今日富士でポールが取れて嬉しいです。
伊沢拓也(予選2位)
クルマは合同テストからずっと調子が良くて、予選に向けても手ごたえを感じていました。
昨日はトラブルが出たせいで9位に終わりましたが、クルマの調子は悪くありませんでした。
今日の予選は、Q1でボクが頑張りすぎて失敗してしまいましたが、Q2の前にセッティングを変更したらQ2、Q3と良くなりました。
クルマはずっと調子が良かったので、それが結果につながったのかなと思います。
Q3では岡田秀樹アドバイザーから『8番手で終わってもいいから全開で行け』と言っていただいたので、限界ぎりぎりまで攻めました。
明日の決勝については、まだ300キロ走ったことがないので、まずは完走を目指します。
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(予選3位)
クルマに少し問題があり、スローコーナーが遅かったので、予選に向けてそこを修正しました。
チームの作戦としてQ3で一番いいタイムが出るようにアジャストしていきました。Q3は完璧ではないけど良いアタックでしたが、
マツダはそれ以上に速くて届きませんでした。昨年(の失格)は残念でしたが、
レギュレーション違反を犯そうという意図はありませんでした。今年はそういうミスがないよう心がけています。
(ノックアウト方式について)観客にはよりエキサイティングな方式だと思いますが、ドライバーにとってはプレッシャーがかかります。
特にQ2、Q3の10分間は実にタイトで、どうしても一発勝負にならざるを得ません。
それでも今日はベストを尽くすことができたので良かったです。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO