全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士のフリー走行2回目は、#8石浦宏明(Team LeMans)が1分25秒930でトップタイム。2番手には#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)がつけ、 3番手4番手はそれぞれ#10塚越広大(HFDP RACING)、#37大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)とユーロF3帰りのルーキーが占めた。
フリー走行2回目は4月5日午前9時50分より30分間で行われた。
昨日のF3決勝の開始直前から夜半まで降り続いた雨も上がり、
空には未だ雲がかかっているものの路面は完全にドライコンディションに回復した。
ここで好タイムを記録したのは、昨日の予選を7番手で終えた2年目の石浦だ。
最初の計測でこのセッションベストとなる1分25秒930を記録すると、その後も快調に周回を重ね、最多の18周を走行した。
チームメイトのルーキー、#7国本京佑も17周を走り、8周目に1分27秒303を出して9番手。
同じく17周を走ったルーキーの塚越は1分26秒856を13周目に記録して3番手タイムを記録。昨年ユーロF3で塚越と同じチームに所属、
1勝を挙げている大嶋は15周走って11周目に1分26秒874で4番手につけている。
一方、ポールシッターの#20平手晃平は14周を走行、最後にベストラップを記録したが、 1分27秒172とここでは8番手に終わった。
第1戦決勝は午後2時30分より、55周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum