Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿決勝レース2 上位3人のコメント

fn_r07_r2_pc_top3

優勝 中嶋一貴(トムス)
fn_r07_r2_pc_nakajima 「自分のポジションからして1周目で入らなければならないだろう、というのは決めてたことなんですが、アンドレもにたような状況だったので、その時点で前にいた方が先に入ろうと決めていました。周りの状況を見ながら、ということで非常に判断は難しかったのですが、幸い僕の前は誰も入らなかったので。
良いスタートを切れて、1周目のピットイン、そこからの自分のペース、というのがこのレースのキーになったと思いますし、そこからは今週見られなかった非常に良いペースで走ることが出来たので、28周があっという間に感じるぐらい、本当に気持ちよくプッシュできました。
チームとしては朝までは非常にきつい流れで、僕のエンジニアもがっくりとしたムードでいましたが、最後まで諦めずに、クルマのセットアップも詰めていったのが結果的に上手くハマったのかなと。チームに恩返しできて今はほっとしています。
スタート前は『いくっきゃない』状況で、9番手からやれることをやるしか無かったので、プレッシャーはありませんでした」
2位 ロイック・デュバル(キグナススノコ)
fn_r07_r2_pc_duval 「両レースとも凄く良いスタートが出来ました、1コーナーまでに何台かパスしたら前にコグレがいたので、そこから先はコンサバに行きました。ダウンフォースを削るという難しいストラテジーを採りましたが、12周目にピットインしてからは、前がクリアな状態で自分のペースで走ることが出来、どんどん追い上げてツカコシをオーバーテイクするチャンスをつかめました。その時点では何位にいるのかも分かっていませんでしたが、カズキが前に見えてきたときには『もしかして』と感じました。
シーズンを通じてチームは凄く良い仕事をしてきて、ステップアップもしていました。今日は優勝したかったけど、カズキが優勝したことを嬉しく思うので、この場を借りておめでとうと言いたいです」
3位 塚越広大(ダンデライアン)
fn_r07_r2_pc_tsukakoshi 「スタートして2位のまま1コーナーに入りましたが、ペースが上がらずJPに置いていかれる状況で、必死に運転していたんですけど。
ピットに入って出て行った瞬間に一貴さんが前に行っちゃったので、『こりゃやばい』という感じになり、プッシュはしましたが力及ばず、デュバル選手にも前に行かれてしまい、ベストは尽くしましたが結果に結びつかない悔しいレースになりました。
自分の中では、とりあえず前に行こうというシンプルな気持ちでしたし、チャンピオンがどうこうよりも勝ちたいなぁ、という気持ちで頑張りました」
優勝チーム監督 舘信秀
fn_r07_r2_pc_tachi 「一貴は『諦めないでよかった』と言ってますけど、僕は1レース目が終わった時点で諦めてました(笑)その諦めたレースがこういう結果に終わったので非常に感動しました。
レースは脚本の無いドラマなんで面白いな、とつくづく感じた一日でした」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース