Formula Nippon

FN:第4戦富士公式予選 中嶋一貴が初ポール獲得!

7月14日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の公式予選が富士スピードウェイで行われ、不安定な天候の下、運も味方にノックアウト方式の予選を戦い抜いた中嶋一貴(ペトロナス・トムス)がポールポジションを獲得した。

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今シーズン、ここまで3戦のポールシッターは、#40伊沢(ドコモ・ダンディライアン)、#1ロッテラー(ペトロナス・トムス)、#41塚越(ドコモ・ダンディライアン)の3人。果たして4人目が現れるのか、もしくは、3人のうち誰かが2度目のポールを獲るのか。過去3戦中2戦においてポールシッターが勝っているだけに、その行方が注目された。

■Q1

 13台に絞られるQ1は、開始直前に雨が降りだしたと思ったら、晴れ間が出るなど、気まぐれな天候のなか行われた。
 開始早々、気合いが空回りしてしまったのか、ポール候補の#40伊沢がスピンしてストップ。アタックすることなく予選を終えた。この処理のために6分間の中断があったものの、初参戦の#11中山(HPリアル)らルーキーがQ2進出を賭けて凌ぎを削り、結果、#62嵯峨(トチギ・ルボーセ)、#10金石(HPリアル)、#11中山、#18折目(SGC)の4人が弾き出され、これで14~18位が確定した。
 このセッションでは、#1ロッテラーが、朝のフリー走行の好調さを維持しトップタイムを記録した。

■Q2

 通過率6割、13台が8台となるQ2では、路面状況も完全に回復。しかし、いつ天候が崩れるかわからないため、各チームは最初から全開アタック。  熾烈な7分間を戦い抜いた結果、Q1でトップタイムをマークしながら予想外にタイムが伸びなかった#1ロッテラー、以下#8デュバル(キグナス・スノコ)、#16山本(無限)、#3安田(コンドー)、#32小暮(ナカジマ)が脱落。 #19オリベイラ(インパル)が順当にトップタイムをマークした。

■Q3

 気まぐれな空からまたしても雨が降り出し、各ドライバーは急速に濡れつつある路面のなか全開アタック。いの一番にコースインし、最初にタイムを記録した#2中嶋が、作戦勝ちのポールポジションを奪った。
 2位以下は、#7大嶋(ルマン)、41塚越、#39国本(プロジェクトμ・セルモ・インギング)、#20松田(インパル)、#19オリベイラ、#31中嶋大祐(ナカジマ)、#38平手(プロジェクトμ・セルモ・インギング)と、過去3戦とは少し顔触れの異なる上位グリッドとなった。

決勝は、明日15日、午後2時スタート。55周で争われる。

Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYASHI


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