フォーミュラ・ニッポンNEWS 1997年5月18日 フォーミュラ・ニッポン第2戦 P.デ・ラ・ロサ(SHIONOGI NOVA)が2連勝 5月18日(日)、セントラルパークMINEサーキットにおいて、’97フォー ミュラ・ニッポン第2戦の決勝が行われ、15チーム計22台が出走、13台が完 走した。 午後1時45分のスタートではエンジンストールしたポールポジションの高木虎之 介と21番手スタートの近藤真彦が接触し赤旗レース中断。午後2時18分に再ス タートされた決勝レースでは、先頭のデ・ラ・ロサが好スタートで飛び出し、スタ ートで2番手に上がったフォンタナとの差を広げながらトップを独走。光貞秀俊が 3位、4位影山正美、5位黒澤琢弥、6位飯田章の順で周回が重ねられる。 54周目に8位争いを繰り広げていたトウェロと影山正彦が接触し、10位走行中 の山西康司がからむ事故によりセーフティーカーが導入された。61周目にセーフ ティーカーが解除された直後に、フォンタナがデ・ラ・ロサをパスしチェッカーを 受けたが、レース終了後、1997年国際スポ一ツ法典付則H項第2章5.e(セ ーフティ一力一介入区間内での追い越し)違反により結果に対して一周減算の罰則 が課され、8位となった。9デ・ラ・ロサは、開幕戦に続き2連勝。黒澤(lMP UL)も連続2位の表彰台。3位の飯田(SHl0N0Gl N0VA)はフォー ミュラ・ニツポン初の表彰台となった。 4位はルーキーのR.ファーマン(TMS)が初入賞。5位は鈴木利男(かもめサ ービスMlRAI)。昨年の全日本F3選手権シリーズチャンピオンのルーキー、 脇阪寿一(ANABUKI童夢無限)が6位に初入賞した。地元の声援を受けなが らも30周リタイアした山本勝巳が1分14秒618のファステストラツブを記録 した。 (観客数:土/12,600人、日/44,200人) 情報提供:(株)日本レースプロモーション(JRP) << FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>