全日本F3選手権第8戦が開催された岡山国際サーキットで18日、グリッドキッズが催された。
スタート前、応募して抽選で選ばれた小学生が、主催者が用意したお揃いのTシャツを着てグリッドに整列。8名はF3フラッグを持ち、28名が2人づつドライバーの名前の書かれたボードを持ちグリッドの横に立つと、ピットからスタートした14台のF3マシンが子供達の待つ自身の予選ポジションに滑り込んできた。
子供達は、マシンの横に立って少し緊張気味。大喜びだったのは、保護者としてパドックパスを手に入れ、グリッドに並んだ子供の写真を撮る彼らの父兄だったようだ。
通常、この手の役目はグリッドガールと呼ばれる成人女性によって行われてきたが、小学生がグリッドの横に立つのは異例。この貴重な体験をした子供達の中から将来のドライバーやレースクィーンが生まれるかも知れない。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)