Japanese F3

全日本F3第15戦SUGO決勝 カルボーンがポールトゥウイン!

 全日本F3選手権は16日、スポーツランド菅生で13台が参加して決勝を行いポールポジションからスタートしたファビオ・カルボーン(ThreeBond)が優勝した。2位には大嶋和也(TOM'S)が、3位にはエイドリアン・スーティル(TOM'S)が入った。

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 午後になりピットウォークが始まる頃になると菅生上空を覆う雲は厚くなり、ぱらぱらと雨も落ちてきた。しかし、F3のコースイン時点の午後2時40分、雨は止み現在のところコースはドライである。

 午後2時、フォーメーションラップがスタートした。午前中、第15戦予選でコースアウトしノータイム、第16戦予選にも参加できなかったジョニー・リード(INGING)も最後尾を条件に決勝への出走を許され、全13台が1周を回りスターティンググリッドに整列した。

 レッドシグナルが消え、レースがスタート。トップで1コーナーに入ったのは、ポールポジションのファビオ・カルボーン(ThreddBond)。2位に大嶋和也(TOM'S)、3位にロベルト・ストレイト(INGING)と予選順位のまま。4位に塚越広大(無限)をかわした予選5位のエイドリアン・スーティル(TOM'S)が上がってきた。塚越は5位。6位に伊沢拓也(戸田)が続く。

 カルボーンが速い。3周を終わって2位以下に3秒の差を付けてしまった。6周目には1'16.896とここまでのファステストラップを出し、8周を終わって2位大島との差は5秒弱。2位大嶋は単独走行で、3位ストレイトにスーティルが迫ってきた。そして、10周目SPコーナーでスーティルがストレイトをかわし3位に上がる。

 レースはこのまま2位以下との差をコントロールしたファビオ・カルボーンが18周を走り切って優勝。2位には2.5秒差で大嶋が、3位にはスーティル、4位には塚越に迫られたものの逃げ切ったストレイトが、5位には塚越、6位には伊沢が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR



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