全日本F3選手権は16日、スポーツランドSUGOで第8大会(第15戦、第16戦)の予選を行い、第15戦、第16戦ともファビオ・カルボーン(ThreeBond)がポールポジションを獲得した。
いよいよ全日本F3選手権も第8大会、このイベントを含めて残すところ2大会(4戦)となってきた。菅生は、朝から曇り空だが時折太陽が雲間から顔を覗かせる。午前10時10分より15分にわたって第15戦の予選が13台の参加で始まった。
予選序盤でトップに立ったのは1'16.812でファビオ・カルボーン(ThreeBond)。ロベルト・ストレイト(INGING)、大島和也(TOM'S)が後に続く。その後、カルボーンが16.687とさらにタイムを縮め、大嶋が16.920を出し2位に上がってきた。ストレイトは3位に落ちる。ポイントリーダーのエイドリアン・スーティル(TOM'S)は5位あたりにつけている。ジョニー・リード(INGING)はコースアウトした模様でタイムが出ていない。
予選上位はこのままの順位で終了、結局カルボーンが第15戦のポールシッターとなった。2位には大嶋が、3位にはストレイトが入った。
20分のインターバルの後、10時40分より第16戦の予選が15分にわたり引き続き行われた。リードが不参加で12台での争いだ。
ここでもカルボーンが1'16.392と第15戦予選での自身のタイムを縮めて16戦の予選もリード。2位にはストレイト、3位には塚越広大(無限)が上がってきた。その後、スーティル、大嶋がタイムアップして3位が次々と変わり、塚越は5位に落ちた。トップ、カルボーンと2位ストレイトは変わらず。
結局、トップ、カルボーンは1'16.257とさらにタイムを縮め2戦連続でのポールポジションを確定。2位にはストレイト、3位には大嶋和也が入った。
第15戦は本日午後2時より18周で、第16戦は明日17日午後12時55分より25周で決勝が争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR