☆ 全日本F3選手権第4戦筑波レポート トイレルイエ、筑波で完勝!佐藤今季日本人初表彰台! 7日土曜日、第3戦の予選からわずかなインターバルで、午前11時14分から 行われた第3戦の予選では、第3戦に引き続いてポールポジションに#1ブノ ワ・トレルイエ、2番手に#3ジェレミー・ドゥフォアと同じ顔ぶれがつけた。 3番手には、#64佐藤晋也が日本人最上位で割って入る形となった。 8日、日曜日かなり暖かい気候となった午後、予定より15分ほど遅れて1時 45分に20台のマシンはピットを離れた。 予定より20分ほど遅れ、2時5分に45周のレースはスタート。#1トレルイ エがイン側から再び好スタートをきめ、1コーナーにトップで入る。2番手に #3ドゥフォア、3番手に日本人トップの#64佐藤、#0 P.モンティン、#2柳田 真孝のオーダーで1コーナーをクリアする。1周目には#1と#3の間は0.6秒。 2周目にはその差は1秒、3周目には1.4秒差とまたしても#1トレルイエの独 走かと思われた。2秒以上の差をつけていた#1トレルイエだったが、18周目の 第2ヘアピンで#18密山祥吾のマシンがクラッシュし、この排除のために19周 目から3周の間セフティーカーランとなる。これで、トップと2位との差は まったくなくなり、#3ドゥフォアの巻き返しも期待されたが、リスタートも難 なくきめた#1トレルイエが、45周のレースで4秒以上の大差を付け、筑波で2 戦連続のポールtoウインを果たした。 ウイナートレルイエ選手のコメント 「レースに勝つのは優しい事じゃないですよ。昨日、今日とチャレンジを続け ました。(シリーズで)18ポイント差をつけたけれど、まだまだ(シリーズタ イトルの)意識なんてないですよ。SCカーでのリスタートはタイヤを温存し ていたことがよかったようです。(33周と45周の)周回数の差はそんなにタイ ヤには負担になりませんでした。コースは昨日よりも滑りやすい状態でしたけ れどね」 入場者数:13,300人 Report :K.Takeshita /*** FMOTOR4 山川 順治/SDI00976(RIJ) ***/