スーパー耐久

スーパー耐久 第7戦 SUGO/ラリーアートニュース

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                    スーパー耐久シリーズ2004  第7戦
        中谷明彦選手組三菱ランサー(クラス2)がチャンピオン獲得!
                波乱のウエットレースを制して5勝目を挙げる!
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<結果><クラス2>
順  位  ドライバー  車  両
タイム(周回数)                              予選順位

1  中谷明彦/木下隆之組  三菱ランサーエボリューション
3時間26分53秒603(107周)    予選順位  1

2  富枡朋広/関  豊組  三菱ランサーエボリューション
3時間25分36秒838(106周)    予選順位  6

3  吉田寿博/清水和夫組  スバル・インプレッサ
3時間25分41秒283(106周)    予選順位  4

4  小泉和寛/菊地  靖組  スバル・インプレッサ
3時間26分12秒403(106周)    予選順位  2

5  川口正敬/井田雅彦組  三菱ランサーエボリューション
3時間26分45秒114(103周)    予選順位  8

6  関根基司/川島  修組  三菱ランサーエボリューション
3時間26分46秒892(103周)    予選順位  9

*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全  巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。

<開催概要>

1.開催日      10月2日(土)公式予選
                      3日(日)決勝レース
2.開催地      宮城県柴田郡村田町「スポーツランドSUGO」
3.周回数      108周(1周3.704256km)
4.参加台数    48台(決勝レース出走  45台、完走  35台)
    クラス1(3501cc~)                  5台
    クラス2(2001~3500cc)4WD  11台(三菱ランサー9台)
    クラス3(2001~3500cc)2WD  10台
    クラス4(~2000cc)                16台
    グループNプラス・クラス                    6台
                    ※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両
5.観客数      6,100人(2日)/22,900人(3日)

  スーパー耐久シリーズ  2004の第7戦「SUGOスーパー耐久レース」が、1
0月2日(土)~3日(日)に宮城県の「スポーツランドSUGO」(1周3.70
4km)で開催された。同大会には48台ものエントリーがあり、クラス2にも11
台が参加。三菱ランサーはこのうち9台を占め、人気ぶりをアピールした。2日は晴
れのち曇り。午後には陽が陰ったものの湿度が高く蒸し暑い一日となった。ドライコ
ンディションで行われたグリッド予選では最初の20分間のクラス1、2専有時間序
盤にストレート上にオイルを撒いた車両があり、路面状況が悪化。多くの車両が全ク
ラス混走となる最後の20分間でタイムアタックを行った。この中で現在シリーズポ
イントランキング首位の中谷明彦選手組三菱ランサーエボリューションVIII  M
Rはセッション終了間際にアタックを成功させ、1分30秒300のコースレコード
タイムを記録。これにより見事クラス1車両に分け入る総合5番手でクラスポールポ
ジションを獲得した。また、朝倉貴志(CMSC栃木)選手組が健闘して3番手、小
川日出生(CMSC山形)選手組が5番手から決勝スタートを切ることとなった。

  決勝の3日は秋雨前線の停滞により雨が終日降り続く天候。しかし、朝のフリー走
行でも中谷選手組三菱ランサーはクラストップタイムを叩き出し、ドライ/ウエット
を問わない速さをアピールした。前日とうってかわって気温14℃と肌寒い雨にもか
かわらず2万人を超えるファンでにぎわった。フルグリッドの45台が出走して午後
1時32分に決勝レースがスタート。しかし、コースの安全確認のためフォーメーショ
ンラップが5周も続くほどの厳しいコンディションで序盤からコースアウトや接触も
相次ぎ、たびたびセーフティカーが導入される波乱の展開となった。スタートからトッ
プで周回を重ねた中谷選手組ランサーは、21周目には後方から追い上げてきた小泉
和寛選手組(スバル・インプレッサ)を一旦先行させるもトップとの間隙をキープ。

48周目に3度目のセーフティカーが導入されたのを機に中谷選手組はタイミング良
く50周目にピット作業を行った。その後首位の吉田選手組と中谷選手組ランサーと
の間隔は一時38秒にまで開いたが、後半戦に入って雨脚が鈍り、路面状況が若干改
善されると中谷選手組はペースアップ。吉田選手組が70周でピットに向かったとこ
ろで逆転首位に復帰するとそのままハイペースで逃げ切り、見事総合4番手の高順位
で5勝目を獲得した。一方、予選中にエンジントラブルに見舞われクラス6番手スター
トとなった富枡朋広選手組(三菱ランサー)は激しい追撃を敢行。終盤には吉田選手
組を抜いて2位でチェッカーを受け、三菱ランサーエボリューションのワン・ツー・
フィニッシュを達成した。これで吉田選手組が3位となる一方、ランキング2位の小
川選手(CMSC山形)組がエンジントラブルに見舞われて8位にとどまった結果、
最終戦を待たずに中谷選手組三菱ランサーが昨年に続き2年連続、中谷選手は4度目、
木下選手は3回目のクラス2チャンピオンを獲得することとなった。なお、総合優勝
は竹内浩典選手組のポルシェ911  GT3(クラス1)であった。

★第7戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効)  <クラス2>
1位    中谷明彦組  三菱ランサー                  112
2位    吉田寿博組  スバル・インプレッサ            90
3位    小川日出生組(CMSC山形)三菱ランサー    86
4位    小泉和寛組  スバル・インプレッサ            78
5位    冨桝朋広組  三菱ランサー                    48
6位    関根基司組  三菱ランサー                    40
7位    朝倉貴志組(CMSC栃木)三菱ランサー      30
8位    川口正敬組  三菱ランサー                    25
9位    村田信博組(CMSC栃木)三菱ランサー      22

◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。
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