2003全日本GT選手権 第7戦 「JAPAN GT in KYUSYU 300km」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■開催月日:2003年10月25-26日 ■開催場所:オートポリス(大分県) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ クスコスバルADVANインプレッサ 終盤にアクシデントに見舞われ9位に 全日本GT選手権第7戦は、好天のもと4万3900人のファンを集めたオートポリ スで初のシリーズ戦として開催され、小林且雄/谷川達也の#77クスコスバルADVAN インプレッサが9位でチェッカーを受け、2ポイントを追加した。 99年にJGTCオールスター戦が開催されたことのあるオートポリス。 インプレッサはその大会でクラス優勝を遂げており、今回も活躍に期待がかかった。 10月25日の予選日、午前中に行われた予選1回目で#77インプレッサの谷川 は3位というまずまずのポジションを得た。 午後の予選2回目で再びアタックした谷川だったがタイムアップはできず。逆に1 回目のタイムを上回る車両があり、予選結果は4位となった。 明けた26日13時59分、グリーンランプが点灯して65周の決勝レースが始まっ た。スタートドライバーは小林が担当。しかし1周目は5位、2周目は6位と序盤 から思うようにペースが上がらず、14周目には12位までポジションダウンを喫 してしまった。小林は何とか30周までドライブを続け谷川に交代、後半の巻き返 しにかけた。 バトンを受けた谷川はプッシュし続け、GT300クラスのルーティンピット作業が ひと段落した43周目には8位へ。さらに6位までポジションを上げるパフォーマ ンスを見せた。 しかし終盤谷川は周回遅れの車両にひっかかり、さらにその車両に接触されスピン。 ポジションを9位に落としてチェッカー、悔しい結果となった。 ■小林且雄選手 「原因は分からないけど、いつもよりブーストが低く序盤は抜かれて、つらいしかっ こ悪いレースになってしまいました。今回はいいイメージを持ってレースに臨ん だのに残念です。次は最終戦だし一発いいところを見せられるよう頑張ります」 ■谷川達也選手 「交代してからプッシュしていったんですが、クルマの状態はあまり良くなかった ですね。最後は周回遅れの車両にひっかかり、その先第1ヘアピンの手前で当て られてスピン。相手のピットに抗議に行きましたが、結果は変わりません。悔し いです」 ■Race Results Pos. No. Driver Car Name Time/Diff 1 #71 片岡龍也/澤 圭太 シグマDUNLOPセリカ 1:59'41.720 2 #11 松田秀士/田中哲也 JIM RodeoDrive アドバンF360 1Lap 3 #26 山路慎一/西澤和之 PLUS e タイサン アドバン GT3R 1Lap 4 #3 木下 みつひろ/柳田真孝 ハセミスポーツ・エンドレス・Z 1Lap 5 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 1Lap 6 #5 玉中哲二/三船剛 BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R 1Lap 7 #55 山田英二/木下隆之 EndlessタイサンADVAN GT3R 2Laps 8 #24 余郷 敦/浅井亮博 EndlessタイサンADVAN GT3R 2Laps 9 #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ 2Laps 10 #81 星野一樹/植松忠 ダイシンADVANシルビア 2Laps ◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。