大荒れの55周を見事乗り切った三人(Photo:Motorsports@nifty)
脇阪寿一(優勝) ヘルメット変えて、髪形も変えて、これで結果出せなかったら何言われるかわから ないし、今日はジャンクスポーツの取材も来てるから(笑)絶対勝たなあかんと思って いた。 チームが凄く頑張ってくれて、クルマはここに持ってきたときから調子が良かった し、ピットストップも早く終えることが出来た。だからチームの人たちには感謝して いる。 レース中盤は本山に迫られたが、後半になれば自分のほうが速いはずと思っていた ので、落ち着いて走った。 SCが入ったときは正直『なにしやがんねん』と思ったが、結果的にはこのSCで 後ろの二人が脱落したので楽になった。 (本山には)これで心理戦に持ち込むぐらいには追いつけたかな、と思っている ので、今後もこの調子をキープしていきたい 井出有治(2位) 予選は自分のミスで計測できないまま終わってしまった。 一回目のスタートはストールして最後尾に落ちてしまっていたので、二回目の スタートでは無理しないでピットストップまで松田についていこうと思って慎重に 行った。 ピットストップではチームのみんなが頑張ってくれて短い時間で送り出してくれた お陰で道上さんの前に出られたので、この順位を落とさないように必死で走った。 ライアンが追ってきたときも一杯一杯の状態だった。 次は予選でポカしないよう、また一刻も早く本山さんや寿一さんと勝負できる ように頑張りたい。 リチャード・ライアン(3位) スタートでミスしてしまったが、赤旗に救われた。 再スタートは上手く行ったが、ポジションが後ろのほうだったためにタイヤを有効 に使いきることが出来なかった。だから今日はとにかく最後まで走りきるしかないと 思ったが、結果的に本山や武士の脱落に助けられたね。 (新しいエンジニアについて)まだ具体的に何が良くなった、というのはないけど、 英語で会話できるのは自分にとっては大きいし、なによりF1や国際F3000の経験の 豊富な人だから信頼している。