Formula Nippon

Fニッポン第4戦 鈴鹿 1st スプリント


トレルイエの追撃をかわして優勝したライアン (Photo: Motorsports@nifty)

 フリー走行が終わりファーストスプリントの行われる正午前になっても鈴鹿の上空は厚い雲に覆われ蒸し暑い。天気は下り坂との予報が出ているがこのレースでの雨の心配はなさそうだ。

 フォーメーションラップを終えてレーススタート。ポールポジションのリチャード・ライアンは順当にスタートを決めトップで1コーナーへ。ここで素晴らしいスタートを決めたのが予選4位の土屋武士。予選2位のブノワ・トレルイエと同3位の井出有治をパスし2位までジャンプアップ。3位トレルイエ、4位井出、5位に本山哲が上がり6位は道上龍。立川祐路が1コーナーでコースアウトして順位を下げる。

 4周目の2コーナーで2位の土屋のインを差したトレルイエが土屋と接触、土屋はスピンアウトしてコースアウト、グラベルにクルマを止めこの場でリタイヤ。

 7周目に入ってトップ3台の間隔が狭まってきた。トップのライアンと2位のトレルイエが0.6秒、3位井出までが1.4秒。8周目の1コーナーでトレルイエがライアンの背後に迫るが抜けない。

 14周目の1コーナーで再びトレルイエがライアンに迫るが抜けず。東コースでライアンが速く西コースでトレルイエが速いという展開。井出は遅れ始める。野田英樹がピットイン。

 15周目のシケインでトレルイエとライアンが接触するもこのまま2台が立ち上がりストレートから1コーナーにかけてサイドバイサイド。トレルイエがアウトから仕掛けるがダートにタイヤを落としコースアウト、コースに復帰するも金石年弘の後ろ6位に落ちた。これで井出が2位にあがり3位に本山。

 レースはこのまま終了。再三のトレルイエのアタックをかわしたリチャード・ライアンが優勝、2位に井出有治、3位に本山哲、4位道上龍、5位金石年弘、6位にブノワ・トレルイエが入った。

 ファイナルスプリントは、午後3時よりこのレースの順位によるグリッドから25周で争われる。

2004年7月4日 鈴鹿サーキット(三重県) 1st スプリント 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2004/07/04) Race Result 1st Sprint Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamLapTime
140リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACING1833'00.186
220井出 有冶mobilecast TEAM IMPUL181.377
31本山 哲TEAM ADiRECT 5ZIGEN185.980
43道上 龍Yellow Hat KONDO Racing Team188.229
52金石 年弘TEAM ADiRECT 5ZIGEN189.684
619ブノワ・トレルイエmobilecast TEAM IMPUL189.930
741服部 尚貴DoCoMo TEAM DANDELION RACING1812.557
811松田 次生COSMO OIL RACING TEAM CERUMO1813.806
97脇阪 寿一Team LeMans1814.724
1031アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA RACING1815.059
1132小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACING1816.424
1225片岡 龍也Team LeMans1824.044
1327山西 康司CARROZZERIA Team MOHN1836.601
144立川 祐路Yellow Hat KONDO Racing Team1843.107
1528野田 英樹CARROZZERIA Team MOHN162 Laps
-------- 以上規定周回(16 Laps)完走 --------
168土屋 武士Team LeMans315 Laps
  • Fastest Lap: #19 ブノワ・トレルイエ 1'48.655 (6/18)
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。


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