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S耐:第7戦もてぎ 4台のインプレッサが2~5位でフィニッシュ(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇4台のインプレッサが2~5位でフィニッシュ
FUJITSUBO hpi IMPREZAが2位
Start Your Engines IMPREZAは3位で表彰台を獲得

 S耐第7戦はツインリンクもてぎにおいて300マイル(約480km)レースとして行われ、14台が参加したSTクラス2には5台のインプレッサが参加し、優勝こそ逃したものの2~5位でフィニッシュ。ベース車両の総合性能と耐久性をアピールした。

 朝から弱い雨模様となった11日予選日、グリッド予選は13時45分から始まった。15時28分からは全車が走行可能な混走枠。雨は小止みになり、コース上の水の量も多少減っておりタイムアップが予想された。この混雑するセッションでアタックに入ったのは#2インプレッサの吉田。2分10秒509で2位につけると、一旦クールダウンした後に再びアタックを敢行。2分9秒913でクラストップに躍り出た。総合トップの#1ポルシェにわずか0秒028という僅差でフロントロウを獲得。2位(総合3位)には#22インプレッサが入った。また峰尾恭輔/木下みつひろの#123エンドレスアライアドバンGDBが4位(総合8位)に、3戦連続の参戦となった大澤学/井尻薫組の#59東和インテックEDインプレッサは8位、鶴間裕一/佐藤幹徳の#51ブレイズシムスインプレッサは12位につけた。

 12日は前日の雨も上がり晴れ上がったが、木枯らしが吹きさらにときどき雲に覆われて肌寒い一日となった。100周の決勝レースは12時3分にスタート。前日と異なりドライ路面とあって、#2インプレッサと#22インプレッサは、ビッグパワーのポルシェを先行させながら周回。20周目には#13ランサーがトップに立ち、#2インプレッサは2位、#22インプレッサは3位、#123インプレッサは4位となった。

 28周目に#2インプレッサが予定より早めにピットイン、30周目には#22インプレッサがピットインしてフロントタイヤを交換し給油。この間に2位に上がった#123インプレッサだったが、ペースが落ちポジションを5位に落として34周目にピットイン。コースへ復帰するがペースが上がらない。#123インプレッサは、トランスミッションにトラブルを抱えていた。4速、5速を失い、とうとう6速にも入らなくなった54周目にピットインしてガレージへ。修復には時間がかかるためそのままリタイアとなってしまった。

 63周目に2位の#22インプレッサが、65周目には代わって2位に繰り上がった#13ランサーがピットイン。66周目、トップの#2インプレッサがピットインし、給油、フロントタイヤのみの交換でコースへ戻った。69周目、なかなかペースの上がらない#22インプレッサに#13ランサ ーが追いつき逆転。さらに#2インプレッサに迫ってきた。77周目のバックストレートで#2インプレッサはついに逆転を許し2位へ。その後も差は徐々に開きそのままのポジションでチェッカー。#2インプレッサは2位、#22インプレッサは3位で、2台そろって2戦連続の表彰台を獲得した。これで#2吉田組はシリーズポイントで#20小川組を逆転、2位に浮上して意地を見せた。また#59インプレッサは4位でゴール。表彰台こそ逃したものの過去最高の結果を残した。#51インプレッサも粘りの走りで5位でゴールし、うれしい今季初入賞となった。

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[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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