左から2位のジャービス、優勝の石浦、3位の塚越
石浦 宏明(優勝)
木曜に入ったときから、ここのカギはフォーミュラニッポンが走った後のセッションだと思っていました。
チームもそのコンディションに合ったクルマを作ってくれましたから、晴れれば問題ないと思ってました。
レース前に雨が降りましたが、決勝はドライでいけて、運も味方してくれましたね。
予選1回目は思ったよりもいいタイムが出ました。2回目の前にクルマをアジャストしたら更に完璧になりました。
ですから決勝は、スタートさえ良ければ逃げれる、と思ってましたし、初優勝のときに比べたら落ち着いていました。
スタートで前に出て、プッシュしていたら、後ろが少しづつ離れていったので、そこからは落ち着いて走れました。
岡山はフォーミュラトヨタの頃から冬に3~4日テストをやってますし、一番走ってるサーキットです。GTでも勝ちましたし、
相性もいいのだと思います。
オリバー・ジャービス(2位)
結果にはがっかりしています。ポールを狙っていたし、スタートで前に出たかったのにうまくいきませんでした。
イシウラはいいレースをしていたので、彼にはおめでとうといいたいです。
チームメイトの初優勝は嬉しいですけど、友情は友情、レースは別の話なので、明日は1コーナーでなんとしても前に出たいです。
イシウラとはセクター3で差がついていたと思いますが、明日はクルマも変えますから、同じようにはいきませんよ。
塚越 広大(3位)
予選からずっとトムスが速くて。昨日の午後は調子が良かったので、今日もうまくいけば、と思っていました。
自分としてはまだ詰められるところがありますけど、前みたいに順位を落として3位じゃなく、ポジションキープの3位なので、
ほっとしています。
足りない部分に関しても克服したいと思っています。
田中監督や金石オーナーが一生懸命やってくれていましたが、それに応えることができました。歯車が噛み合ってきましたし、
チームの雰囲気も良くなってきました。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI