スーパー耐久

スーパー耐久第6戦SUGO FUJITSUBO hpi IMPREZAが2位 (SUBARU MOTOSPORT EXPRESS)

◇FUJITSUBO hpi IMPREZAが2位
Start Your Engine IMPREZAは3位で表彰台を獲得
エンドレスアライアドバンGDBは6位入賞

 S耐第6戦はスポーツランドSUGOにおいて400kmレースとして行われ10台(合計34台)が参加したSTクラス2では、吉田寿博/小泉和寛の#2FUJITSUBO hpi IMPREZAが2位、今回車名を変更した清水和夫/樋口統也の#22 Start Your Engine IMPREZAが3位で表彰台を獲得。峰尾恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろの#123エンドレスアライアドバンGDBは予選中のアクシデントを乗り越えて6位でゴールした。

 30日の予選日、グリッド予選の全車が走れる混走枠で、インプレッサ各車が次々とアタックに出て行った。#22インプレッサの樋口は、温まらないタイヤに苦労しながら1分29秒425でクラス2位に。直後、#2インプレッサの吉田が1分29秒004で逆転して2位。ところが、樋口はもう1周アタックを続けており、翌周に1分28秒999で再逆転。これで#22インプレッサが2位、#2インプレッサが3位のポジションを得た。また、#123インプレッサは、グリッド予選に出走した33台の最後尾、33番グリッド(クラス10位)というスターティングポジションとなった。

 1日は朝から薄曇りでときどき日が差す天候。108周の決勝レースは33台の車両が出走して13時43分にスタートが切られた。スタートを決めてクラス2位に浮上したのは#2インプレッサの吉田で#22インプレッサの樋口は激しく混み合う第2コーナー~S字で無理をせず#13ランサ ーを先行させ4位にドロップ。3周目、#2インプレッサがクラストップの#11ランサーに追いつき、#11ランサー、#2インプレッサ、#13ランサー、#22インプレッサが数珠つなぎの状態になると、ファンの視線を釘付けにした。

 レースの1/4が過ぎた26周目には、#11ランサーと#2インプレッサの差は2秒7、さらに15秒9後方に#22インプレッサが続いた。そしてレースも折り返し点に近い47周で、#11ランサーが1回目のピットインを行い、これで#2インプレッサがクラストップ、#22インプレッサが2位に。52周で#22インプレッサがピットインして清水に交代した。#2インプレッサは55周にピットインして小泉に交代。この間に#11ランサーがクラストップに返り咲いた。

 後半、トップ3の差は縮まらなかったが、終盤の95周で#11ランサーが2回目のピットイン。ここで燃料を少量入れる間に、#2インプレッサが再びクラストップに立った。#22インプレッサは、101周で2回目のピットインを行い3位を守ってコースへ復帰。そして#2インプレッサは2回目のピットインのタイミングで#11ランサーに逆転を許し、2位でチェッカーとなった。#22インプレッサは3位ゴールでこのコンビに戻って初の表彰台を獲得した。また#123インプレッサは6位でチェッカー、今回で今年のレース挑戦最後となった新井は、残念ながら表彰台を獲得することはできなかった。

 今回のレースの結果、5勝目を挙げた#11ランサーがシリーズチャンピオンを奪回。来年はインプレッサ勢がチャレンジャーとして挑むことになる。なお、シリーズポイントは#2インプレッサが2位の#20ランサーに1点差まで迫った。最終戦でポイントを逆転してシリーズ2位を狙うことになった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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