スーパー耐久シリーズ2003 第5戦 「第10回 十勝24時間レース」 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2003年7月20-21日 ■開催場所:十勝インターナショナルスピードウェイ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■C-WESTアドバンZ33、2位で初の表彰台に エンドレス アドバン GT-Rは4位でポイントリーダーを守る 第10回十勝24時間レースは、21日15時にゴールのチェッカーが振られて終了。クラ ス3の#23C-WESTアドバンZ33が2位で初めての表彰台を獲得した。またクラス1の# 1エンドレス アドバン GT-Rはクラス4位で完走、ポイントリーダーを守った。 十勝は朝から雲がかかり、気温が上がらず涼しい。#23フェアレディZは、前夜の デフトラブルでクラス4位に落ち、朝にはエキゾーストパイプの脱落、ドライブシャ フトの交換などでなかなかポジションを上げることができなかった。それでもクルー は最後までレースを諦めず、お昼前には3位の#83NSXがピットインした際についに 3位に浮上した。 お昼のセーフティカーランの間に、ドライバー交代のためにピットインしていった ん4位にポジションを落としたが、すぐに逆転して3位。さらに12時20分にクラストッ プの#15RX-7がエンジントラブルのためコース上でストップすると、とうとうクラ ス2位に躍り出ることになった。最後はオーナードライバーの尾本が歓喜のチェッ カーを受け、2位で初めての表彰台を獲得しフェアレディZのファンを喜ばせた。 いっぽう序盤から総合のトップを争うポルシェ勢がハイペースで周回を重ねる中、 #1GT-Rは予定どおりのペースを守りラップを重ねる。基本的には一人のドライバー が1時間15分程の2スティントを担当し、間のピット作業はタイヤを交換せず給油だ けを行うというもの。ブレーキも当初の予定どおり夜と昼前にキャリパーとローター を交換して、万全を期した。 朝の時点で4位だった#1GT-Rは、11時過ぎに3位の#25ポルシェがタイヤのトラブ ルでピット作業をしている間に3位に浮上し、一時は25秒の差をつけた。しかし12 時直前に3回目のセーフティカーが導入されると2台の差はわずか4秒となってしまっ た。さらに13時30分直前のピットイン&給油で4位になりそのままゴールとなった。 ■本山哲選手(#23C-WESTアドバンZ33、クラス2位/総合12位) 「表彰台に上がることができてよかった。前半にクラストップまで行けた ことでクルマとチームに実力があることもこれで分かった。十勝はこれ までなかなか出るチャンスがなかったけど、基本的に好きです。チャン スを与えてくれたチームに感謝しています」 ■RESULTS Pos--No.--Class--Class Pos--Machine--(Lap)--Driver 1. #33-C1-1 FALKEN PORSCHE (949) 竹内浩典/田中哲也/影山正美 2. #109-C1-2 ランドリーOGBアドバンGT3 (948) 飯田章 /西澤和之/山路慎一 /荒聖治 3. #25-C1-3 ADVAN PORSCHE (938) 織戸学 /羽根幸浩 /谷口信輝 4. #1-C1-4 エンドレスアドバンGT-R (938) 木下みつひろ /青木孝行 /桂伸一 5. #99-C1-5 CRT-PIRELLIポルシェ (936) 砂子塾長/壷林貴也/吉富章/塚原久 6. #24-C1-6 PCJ ADVAN PORSCHE (914) 井上貴志/堤明彦/森啓一/藤田明 7. #27-C3-1 FINA BMW M3 (890) 古谷直広/長島正興/浅見武/白木洋平 8. #8-C4-1 ACID英進館YHS2000 (880) 筒井克彦/谷川達也/竹中正信/余郷敦 9. #20-C2-1 RSオガワADVANランサー (879) 小川日出生/小林且雄/伊藤勝一/高橋則行 10. #5-GN+ -1 5ZIGEN INTEGRA (869) 道上龍/服部尚貴/光貞秀俊/道上学 12. #23-C3-2 C-WEST アドバンZ33 (866) 尾本直史/星野一樹/本山哲/井出有冶 ◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。