大嶋の4連続ポールならず。
全日本F3第4戦の公式予選は、直前の第3戦で#36大嶋和也の出したコースレコードを打ち破り、 1分54秒187を出した#3ロベルト・ストレイト(インギング)がポールポジションを獲得した。
第3戦の予選から10分間のインターバルをおいて第4戦の公式予選が開始された。
序盤からタイムを出してきたのは#1オリバー・ジャービス。1分54秒575だ。
2番手に#11伊沢拓也、3番手には#12マルコ・アスマーが続く。
前戦ポールの大嶋は残り5分を目前にして54秒318を出してトップに立つが、その直後にストレイトが54秒187と、 第3戦で大嶋の更新したレコードをも上回るタイムを叩き出した。
残り時間4分で#10塚越広大が1分55秒031で4番手。直後に#37石浦宏明が54秒339と、
ジャービスを上回って3番手に上がってきた。
これで塚越は5番手に。富士に続いてホンダ勢は精彩を欠く。
大嶋はポールを奪還しようと最後のアタックに取り掛かったが、残り1分を切ったところで痛恨のコースアウトを喫して万事休す。
場所は2コーナーの立ち上がりだった。ジャービス、#16石川資章らもセッション終盤同じ場所でグラベルの餌食となった。
ここでチェッカー。
ストレイトの今季初ポールが確定し、大嶋の連続ポールは3でストップした。
第4戦の決勝は明日午前8時45分より17周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum