Japanese F3

JF3:第2戦富士決勝 PPの大嶋が今季初勝利!!

富士スピードウェイで行われた、全日本F3選手権第2戦の決勝は、ポールシッターの#36大嶋和也が後続に大差をつけ、 今季初勝利を挙げた。

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12時55分、21周の戦いが始まった。
1コーナーにトップで入ったのは、第1戦と同じく#1オリバー・ジャービス。
昨日痛恨のスタートミスを喫した大嶋は、今回は無難に発進したものの、車速の伸びでジャービスが上回った。
それでも2位につけて追い上げを開始した大嶋はホームストレートで果敢にジャービスのインをこじ開け、トップに躍り出た。
実はこの時、スタート直後の1コーナーで起きたアクシデントによりイエローフラッグが提示されており、 このオーバーテイクはペナルティをとられかねない際どいものだった。
しかし2台はホームストレートで完全に並走状態になっており、コーナー手前で既に大嶋が前にでていたと判断された模様。

大嶋はその後もファステストラップを連発しながら快調に逃げ続け、最後には2位に4.9秒もの大差をつけて21周を走り切った。

一方、抜かれたジャービスのほうは3周目の1コーナーで#3ロベルト・ストレイトにも抜かれ、 レース後半懸命に追い上げを図ったものの順位を回復することはできず、このレースを3位で終えた。

後方では#12マルコ・アスマーと#10塚越広大が熾烈な5位争いを展開、 5周目の1コーナーでアウトにはらんだアスマーを塚越がインからパスすれば、 その後立て続けに8位まで順位を落としアスマーも一つづつ順位を取り戻し、ファイナルラップの1コーナーで塚越に挑みかかる。
激しいブレーキング競争で姿勢を乱した塚越。インをつくアスマー。
しかし一旦は前に出たアスマーも立ち上がりでオーバーランしてしまい、再び塚越が5位を取り返してチェッカーを受けた。

次戦は鈴鹿。4月14日に第3戦決勝、第4戦は翌15日決勝だ

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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