スーパー耐久

S耐:第2戦鈴鹿 エンドレスアドバンZが総合優勝 (NISMO)

#3「エンドレスアドバンZ」が総合優勝
#113「カルラレーシング☆ings北海Z」がST3クラスで僅差の2位

 S耐第2戦は五月晴れの鈴鹿サーキットで行われ、ST1クラスで#3 Zが2戦連続ポールtoフィニッシュを飾った。またST3クラスでは#113 Zが2戦連続の2位、#74 Zが3位で表彰台を獲得した。

 12日の公式予選、13時05分からドライバー予選が行われ、ST1/2クラスでは#3 Zが2戦連続ポールポジション、#23 Zが5位となった。また、STクラス3/4では、#74 Zが2位、#113 Zが3位、#41 Zが7位、#333 Zが8位、#19 Zが10位、#15 Zが11位の順位となった。

 決勝の13日、13時35分に87周の決勝レースがスタートした。#3 Zの影山はスタートから後続を引き離し、2位#50 BMW Z4に4~5秒のマージンを作った。そして21周には最大6秒4の差をつけたが、徐々に2台の差は縮まり、29周目には2秒3に。33周で影山はピットイン。]迅速なピット作業で青木に交代した。34周目にトップの#50 Z4がピットイン。しかしエアジャッキトラブルのためにピットアウトできず、作業に時間を要することになった。

 #23 Zは田中がスタートを決めて1周目に4位、2周目に3位へ浮上。しかしパワーステアリングのトラブルを抱え、予定よりも早い28周でピットイン。こちらもこの作業のために修復に時間を要し戦列から離れることになった。

 中盤以降、#3 Zの青木は完全なひとり旅。一度もトップを譲ることなく2戦連続ポールtoフィニッシュ。総合でもトップチェッカーを受けた。#23 Zはトップからは13周遅れながら6位完走を果たした。

 ST3クラスは、まず#333 Zの前嶋がロケットスタートを決め、#113 Zの大井、#74 Zの安田に続く5位にジャンプアップ。2台のRX-7を追って3台によるZのバトルは激しさを増し、3周目には#113 Zが5位に後退。この5台は一列になりながら息の詰まるような周回を重ねていった。27周目にトップの#14 RX-7が、そして30周目に#7 RX-7がルーティーンピットに入ると、#74 Zがトップに。しかし33周目には#113 Zがトップに立った。39周目時点でクラス順位は#113 Z、#74 Z、#333 Z、#27 M3、#7 RX-7、#41 Zの順。そしてレース中盤の56周目には#74 Z、#113 Z、#27 M3と順位が入れ替わった。

 64周目、クラストップの#74 Zが2回目のピットイン。68周目、トップの#113 Zに#27 M3が1秒差まで迫り2台のバトルが展開された。しかし72周目の1コーナーで#113 Zはトップを譲り2位へ。ファイナルラップにトップの2台が再び1秒以内に接近したが、逆転までには至らず、このままチェッカーとなった。#113 Zは2戦連続の2位表彰台、#74 Zは3位表彰台を獲得。優勝こそ逃したが、Z勢が2~7位を独占。耐久レースでの強さをアピールする結果となった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO



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