スーパー耐久

S耐:第2戦鈴鹿 IMPREZA、苦戦を強いられるも4位 (SUBARU)

◇PROVA FUJITSUBO IMPREZA、序盤から苦戦を強いられるも4位を獲得

 S耐第2戦が開催され、PROVA FUJITSUBO IMPREZAはクラス5位からスタートしたが、スタート違反でペナルティを受け後退。しかし、粘りの走りを見せて表彰台獲得こそならなかったものの4位でチェッカー。ドライ路面で500kmを完走したことで多くのデータを集めるなど収穫のある内容となった。

【公式予選】

 12日、13時05分にAドライバーの予選が始まった。セッション開始とほぼ同時にコースインした吉田は、クラス暫定トップとなる2分16秒690のタイムをマークしてピットイン。セッティングを変更して再びコースインしたが2分17秒167でアップならず3位でセッションを終了した。ところが終了後に、セッション開始のグリーンランプがつく前にピットから出て行ったことが違反と判定されベストタイムが削除。2分17秒167が吉田のタイムとなった。

 13時50分からはBドライバーの予選。松田はセッション中盤に2分16秒315をマークして4位につけた。今年の予選はA、Bドライバーのタイムを合算して順位が決定する。この結果#2インプレッサの予選タイムは4分33秒482でクラス5位(総合12位)となった。

【決勝レース】

 13日、13時30分にフォーメーションラップが始まり1万2,000人のファンが見守る中、13時35分に87周レースのスタートが切られた。吉田はスタートを決め3位で2コーナーへ。しかし、予想より気温、路面温度が上昇したこともあり、3周目からペースが鈍り、5周目に4位、6周目に5位へダウン。そこへ吉田のスタートが違反と判断されドライブスルーのペナルティが課せられることになり、順位こそ5位と変わらないが、トップグループからは大きく遅れてしまった。

 29周目からST2クラスのトップグループが早めのピットストップを始め、吉田は33周目には2位となり34周目にピットイン。松田に交代し給油、そしてタイムを切り詰めるために予定どおりフロントタイヤだけを交換して5位でコースへ戻った。松田はオーバーステアが顕著に出るインプレッサと格闘。47周目には4位となり、56周目には3位、59周目には2位となり、64周目に2回目のピットインを行った。

 ドライバーは今回がインプレッサでの初レースとなる川口に交代。スタッフの迅速な作業によりタイヤを4本交換して給油を済ませ、4位でコースへ。川口は走行の経験が少なく苦手なコースである鈴鹿をステディに走り、ポジションをキープして20周を走り4位(総合12位)でチェッカー。表彰台こそ逃したが、前回の5位よりひとつポジションを上げて完走を果たした。

 500kmを走りきったことで多くのデータを取ることができ、また川口のマイレージを増やすことのできた今回のレース。また、新たな課題も見つけることで収穫のあったレースとなった。今後はさらなるポジションアップを狙うこととなる。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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